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−目次−
関東最古の八幡さま「大宝八幡宮」
茨城県下妻市大宝の国指定史跡「大宝城跡」に鎮座する創建701年(大宝元年)関東最古の八幡宮。
藤原時忠公が常陸国河内郡へ下向の際、大分県にある「宇佐神宮」を勧請創建したのが始まりとされます。
平安時代には「平将門公」が度々祈願に訪れるなど多くの信仰を集め、近年では「宝くじが当たる」パワースポットとしても知られ、「宝くじ当選祈願」の御祈祷も行われています。
「タバンカ祭」や「あじさい祭り」の開催時には多くの参拝者で賑わいます。
奇祭神事「タバンカ祭」とは
夜19時から始まる「松明祭」のことで、全国でもここでしか見られない大変珍しい火祭りです。
その起源は、1370年(応安三年)大宝寺別当坊の賢了院が出火した際、畳と鍋ぶたを使って火を消し止めたという故事を戯曲化したのが始まり。
それ以来、600年にわたり行なわれてきた伝統の祭りで、現在でも毎年9月12日と14日に行われています。
※2020年より第1土曜日一夜のみ開催
見どころ満載の境内をご紹介!
広い境内には四季折々の草花をはじめ、文化財や史跡など見所が多くあります。
忘れずに見ていただきたいオススメのスポットをご案内します。
重要文化財「大宝八幡宮本殿」
1577年(天正5年)下妻城主「多賀谷重経公」によって再建され、再建当時の棟札などが残っています。
建物は三間社流造で屋根は茅葺でしたが、1965年(昭和40年)に銅板葺に変更されました。
国の重要文化財に指定され、「誉田別命(ほんだわけのみこと)」「足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)」「 気長足姫命(おきなかたらしめひめのみこと)」3柱の祭神が祀られています。
風格漂う「拝殿」
本殿の前にある拝殿で、一般参拝者はこちらでお祈りを捧げます。御祈祷を始め多くの祭事が行われています。
本格的な「相撲場」
創建1000年を記念して造られた土俵で、両国国技館の土俵と同様に「筑波山の土」が使用されています。
毎年6月中旬には「高砂部屋」と「錦戸部屋」が稽古合宿を行い、その稽古風景が見物客に披露されます。
十二座神楽が奉納される「神楽殿」
春と秋の例祭では「十二座神楽」が奉納されます。その他、コンサートなどにも使われています。
「十二座神楽」の歴史は古く、茨城県の民俗芸能にも指定されています。
「なんじゃもんじゃ」の木
毎年5月の上旬には、小さな白い花が咲き誇り見頃を迎えます。
「なんじゃもんじゃ」という名称は『はっきりしない見慣れない植物』を指してそう呼びます。
ちなみに、この木の和名は「ヒトツバタゴ」といい、樹齢は不明ですがゆうに40年は超えているそうです。
「大宝城跡」の石碑
大宝城跡は八幡宮の境内にその面影を留め、境内奥には「贈正四位下妻政泰忠死之地の碑」と「下妻政泰公碑」が建てられています。
ちょっと足を伸ばして「大宝の町」を散策!
時間に余裕があれば、ちょっと懐かしさを感じる大宝の町中を散策してみましょう。
茨城百景「大宝八幡の碑」
茨城百景とは、茨城観光審議会が1950年(昭和25年)に制定した茨城県内100の景勝地を指し、その一つに「大宝八幡」が指定されています。
石碑は中々に年季が入っていて、とても昭和に建てられた様には見えませんね、。
【施設概要】
●施設名:茨城百景 大宝八幡の碑
●所在地:茨城県下妻市大宝
レトロで可愛い「大宝駅」
大宝八幡宮の参道までは徒歩2分の距離にあり、参拝に便利な立地です。
首都圏からそう遠くはない距離にありながら醸し出すこの「ローカル感」は非常に魅力的ですね。
【施設概要】
●施設名:関東鉄道常総線 大宝駅
●所在地:茨城県下妻市大宝233-9
ドライブイン「ゑびすや」
創業明治元年、名物の「厄除けだんご」をはじめ和食や甘味などを楽しめます。
また、地元の土産品なども販売されており参拝時にはぜひお立ち寄りください。
【施設概要】
●施設名:ドライブイン ゑびすや
●所在地:茨城県下妻市大宝668
●URL:http://www.ebisuyadango.jp/
「大宝八幡宮」の基本情報
御祈祷奉仕時間
●9:00~16:30
「大宝八幡宮」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●関東鉄道常総線「大宝駅」より徒歩で約3分
車を利用の場合
●常磐自動車道 谷和原I.C.より約40分
●首都圏中央連絡自動車道 常総I.C.より約20分
●首都圏中央連絡自動車道 坂東I.C.より約30分
●首都圏中央連絡自動車道 境古河I.C.より約35分
駐車場情報
●普通車120台(無料)
【施設概要】
●施設名:大宝八幡宮
●所在地:茨城県下妻市大宝667
●URL:https://www.daiho.or.jp/