「益子陶器市」例年60万人が訪れる陶器の祭典

「益子陶器市」例年60万人が訪れる陶器の祭典

関東最大規模「益子町の陶器市」とは

益子の狸像江戸時代後期から「陶器の町」として知られる栃木県の益子町で、1966年(昭和41年)から続く最規模な陶器の展示即売会。
城内坂、道祖土地区を中心に約50の販売店の他、約500の露店(テント)が軒を連ね、伝統的な益子焼から、コーヒーカップや小皿などの日用品や可愛らしい小物まで様々な作品が販売されます。

益子陶器市の賑わい県内をはじめ、首都圏など全国各地から毎年春秋あわせて約60万人もの観光客が訪れる栃木県内屈指のイベントです。

「第107回 益子春の陶器市」開催決定!
●期間:2023年4月29日(土)~5月7日(日)
●時間:9:00~17:00(最終日 16:00まで)
●場所:益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)

「益子焼」について
江戸時代末期に笠間で修業した「大塚啓三郎」が窯を築いたことが始まりと言われています。
1924年(大正13年)に「濱田庄司」が益子の地に移住し、「用の美」に着目した「柳宗悦」らと共に民芸運動を推進し「民芸品」としての側面を持つようになります。
1979年(昭和54年)には、通商産業省(現 経済産業省)より「伝統的工芸品」に指定されました。

メイン通りには様々な露店が立ち並びます!

益子陶器市の露店テナント県道230号線のメイン通りを中心に路地裏まで多くの露店や店舗が立ち並び、出店数は500店舗以上にもなります。

益子焼の小物普段使いの日用品や美術品をはじめ、可愛らしい小物や置物など様々な作品が販売されています。
出来は素晴らしかったけど「どぐうくん」5,000円はちょっと手が出ませんでした。。

益子陶器市の」販売風景各店舗で、作家さんや窯元の職人さん達と直接触れ合うことが出来るのも陶器市の醍醐味です。

陶器市ならではのグルメも見逃せない

益子陶器市の豆カレー益子陶器市の楽しみは、陶器や小物雑貨だけではありません!
会場では目移りしてしまう程のフード出店を楽しめるのも魅力のひとつです。

益子陶器市の豆カレーのカフェテナントここ益子にはお洒落なカフェが数多く存在し、クラフト感溢れるこだわりの店構えを眺めるだけでも非日常を感じられます。

全長10mの太狸が目印「益子焼窯元共販センター」

益子焼窯元共販センターの入り口益子焼窯元の約7割の作品を展示販売している益子最大のショッピングセンター。
有名作家の作品から日用食器まで購入する事ができ、ギャラリーやレストラン・陶芸教室なども備えています。

益子焼窯元共販センターの店内店内に入ると所狭しと作品が並び「全ての益子焼が揃う」と言われる程の品揃えを誇ります。

【施設概要】
●施設名:益子焼窯元共販センター
●所在地:栃木県芳賀郡益子町益子706-2
●URL:http://www.mashikoyakikyouhan.jp
●営業時間:10:00~17:00
●休業日:無休

「虫や ましこ工房」

虫や ましこ工房の入り口メイン通りを歩いていると、周りの雰囲気とは異なる一風変わったお店に遭遇しました。
ここでは「昆虫」や「コウモリ」などの小動物の標本を販売しています。

虫や ましこ工房の表本店内に入ると日本だけではなく世界の昆虫の標本が展示されており、思わず見入ってしまいます。

【施設概要】
●施設名:虫や ましこ工房
●所在地:栃木県芳賀郡益子町城内坂132
●営業時間:10:00~17:00
●休業日:不定休(土日祭は営業)

「日下田藍染工房(日下田邸)」

日下田藍染工房の工房内江戸時代から続く染織工房で、創業当時の面影を残しており栃木県の有形文化財に指定されています。
建物内に並ぶ72個の「藍甕」は約200年間の使用にも堪え、現在でも藍染作業が行われ続けています。

自家栽培の綿花こちらは自家栽培の綿花で、この綿から糸を紡ぎ木綿が作られます。

日下田藍染工房の乾燥風景敷地内では、江戸時代中期から明治時代初期にかけての藍染業が盛んだったころの紺屋の様子を無料で体験できます。

【施設概要】
●施設名:日下田藍染工房(日下田邸)
●所在地:栃木県芳賀郡益子町城内坂1
●営業時間:8:30~17:00
●休業日:月曜日
●料金:無料

「益子陶器市」の基本情報

益子陶器市の観光協会のテント

開催期間

●第107回 益子春の陶器市:2023年4月29日〜5月7日
※例年ゴールデンウィーク中と、11月上旬の年2回開催

開催時間

●9:00~17:00(店舗によって異なります)
※最終日は、16:00までとなります。

開催場所

●城内坂・道祖土地区を中心に益子町内各所

「益子陶器市」へのアクセス方法

益子駅

電車を利用の場合

●真岡鐵道 益子駅より徒歩約20分
●JR宇都宮駅より関東バス「益子行き」乗車約60分(益子参考館前・道祖土上・陶芸メッセ入口・城内坂」のいずれかのバス停で下車)
●JR秋葉原駅より高速バス「関東やきものライナー」利用で約2時間30分(陶芸メッセ入口で下車)

車を利用の場合

●北関東自動車道 桜川筑西I.C.より約20分
●北関東自動車道 真岡I.C.より約25分

駐車場情報

●近隣に有料および無料駐車場あり

【イベント概要】
●イベント名:益子陶器市
●所在地:栃木県芳賀郡益子町内各所(城内坂、道祖土地区中心)
●URL:http://www.mashiko-kankou.org/ceramics_bazaar/

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