まるで江戸時代の美術館!「日光東照宮」の魅力を紹介

まるで江戸時代の美術館!「日光東照宮」の魅力を紹介

江戸幕府・初代将軍 徳川家康公を祀る「日光東照宮」とは

日光東照宮の石門日本が誇る世界遺産のひとつ「日光の社寺」ですが、その中でも最も有名なのがこの「日光東照宮」です。
現在の社殿群は、1636年(寛永13年)3代将軍 家光公による「寛永の大造替」で建て替えられたものがメインとなります。
国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が立ち並び、ここぞとばかりの豪華絢爛な美しさで訪れた者を圧倒します。
当時の名工達が作り上げた「陽明門」「三猿」「眠り猫」をはじめとした歴史深い社殿群にふれると、江戸時代の美術館に訪れた気分になります。

宗教的空間をつくりだす「文化財指定の社殿群」

日光東照宮の石鳥居と陽明門日光の自然を活かしながら、陰陽道の影響を受け計算されて配置された社殿群が独特な宗教的空間をつくりだします。
本殿前に設けられた「陽明門」と、その前の鳥居を中心に結んだ上空に「北極星」が来るという話は知る人も多いかと思います。
※2017年3月、国宝「陽明門」が44年ぶり、4年間をかけた平成の大修理を終え色鮮やかな姿を楽しめます。

日本三大石鳥居のひとつ「石鳥居(重文)」

日光東照宮の石鳥居1618年(元和4年)筑前藩主 黒田長政公によって奉納されました。
「鶴岡八幡宮」「八坂神社」と合わせ、日本三大石鳥居とも呼ばれます。
使用している石材は、九州から栃木県の小山市まで船で運ばれ、その後は日光まで陸路で運ばれました。

高さ35mの「五重塔(重文)」

日光東照宮の五重塔1650年(慶安3年)小浜藩主 酒井忠勝公により奉納。
文化12年火災により焼失しましたが、1818年(文政元年)小浜藩主 酒井忠進公により再建されました。

日光東照宮の標高と東京スカイツリーの高さを紹介するパネルこの五重塔の免震構造は、「東京スカイツリー」の免震構造にも応用されているそうです。
また、「五重塔」がある標高と「東京スカイツリー」の高さ634mがほぼ一致します。なんだか縁を感じますね。

「三猿(重文)」の彫刻

日光東照宮の三猿(重文)栃木県のシンボルと言っても過言ではない!!?「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿の彫刻。
ちょうど「聞かざる」のおでこにトンボが止まっている。(涙)
※賛否はありましたが、こちらも改修により色鮮やかに蘇りました。

極彩色の彫刻を纏った「陽明門(国宝)」

国宝 陽明門栃木はもちろん日本を代表する建造物で、宮中十二門の東の正門を「陽明門」と言い、この名がついたと言われます。
いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、500以上のおびただしい数の彫刻が施されています。
江戸時代の彫刻美が結集している言っても過言ではないでしょう。

陽明門前の無料撮影サービス陽明門をバックに「無料」で写真撮影を代行するサービスが行われています。なんだか今時っぽい心遣いですね。

総延長220mの「廻廊(国宝)」

日光東照宮の廻廊(国宝)陽明門の左右に延びる建造物で、外壁には合計267体とも言われる花鳥などの彫刻が飾られています。
いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色が施され大きい物では幅2.3m×縦1mにもなるそうです。

本社へと続く「唐門(国宝)」

日光東照宮の唐門(国宝)胡粉で白く塗られ、「許由と巣父」や「舜帝朝見の儀」など細かい彫刻が施され、一見質素ですが非常に手の混んだ造りの建造物です。
彫刻の数は小さな文様の彫刻などを含めると、611にも及び、柱などの軸部には地紋彫りが施されています。

御神体を安置する「御本社(国宝)」

日光東照宮の本殿への入り口唐門の隣に御本社への入り口(下駄箱)があります。
拝殿・石の間・本殿は、東照宮の中心となる建物で御本社とも呼ばれています。
拝殿左右には、「将軍着座の間」「法親王着座の間」があり、日光東照宮の最も重要な場所です。

「眠り猫(国宝)」の彫刻

眠り猫(国宝)左甚五郎作とも伝えられ、牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたた寝をしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われます。
また、うたた寝する姿は平和を表し、左側から見上げるといつでも飛びかかれる姿勢に見えるため、この奥で眠っている家康公を守っているとも言われています。

家康公が眠る「奥宮重文)」

日光東照宮の奥宮(重文)眠り猫の下を進んて行くと、奥宮があり、御祭神である徳川家康公の墓所があります。

日光東照宮の奥宮にある宝塔「宝塔」と「叶杉」には、地中に眠る家康公の力が宿っているとパワースポットとしても知られます。

薬師堂(本地堂)の天井絵「鳴き龍」

薬師堂と天井画「鳴き龍」日光東照宮の敷地内にあり、神仏分離時の特別な計らいでこの地に留まることが赦されました。
管轄は日光山 輪王寺で、拝観料は東照宮側となるため、ちょっと紛らわしいですよね。
お堂の天井には巨大な龍の絵が描かれ、顔の下でカーンと音が共鳴し、あたかも龍の鳴き声に聞こえるため、「鳴き龍」または「鈴鳴龍」と呼ばれています。

見どころ満載「日光東照宮宝物館」も忘れずに!

日光東照宮の宝物館

この東照宮宝物館では、徳川家康公の遺愛品をはじめ、朝廷や将軍・大名家などからの奉納品や祭器具などが数多く展示されています。
「南蛮胴具足(重文)」や名刀「勝光宗光(重文)」などの刀剣類や、「大工道具及び箱(国宝)」「東照社縁起(重文)」など、貴重な文化財を見ることができます。
1階は上島珈琲(カフェ)も併設されているため、参拝時の休憩にも最適です。
また、無料で鑑賞できるシアターを観れば、日光東照宮についてもっと詳しくなれますのでお勧めです!

【開館時間】
●4/1~10/31(午前8:00~午後5:00)
●11/1~3/31(午前8:00~午後4:00)
※受付終了は閉館30分前
※年中無休(展示替えのため休館する場合があります)

【宝物館入館料】
●大人・高校生:1,000円
●小・中学生:400円

昭和初期の趣を感じる「東照宮美術館」

日光東照宮の美術館昭和初期の近代和風建築 旧社務所「朝陽閣」を1995年(平成7年)より美術館として公開しました。
日本画壇の巨匠 横山大観が手がけた「朝陽之図」をはじめ、日本画の逸品150点あまりが展示されています。
完成当時から木造建築としては国内随一といわれ、内部には15の部屋があり、国賓が泊まった貴賓室「上段の間」も見学できます。

【開館時間】
●4/1~10/31(午前8:00~午後5:00)
●11/1~3/31(午前8:00~午後4:00)
※受付終了は閉館30分前
※年中無休

【美術館入館料】
●大人:800円
●高校生:600円
●小・中学生:400円

「日光東照宮」の基本情報

営業時間

日光東照宮の券売所
・4月~10月(8:00~17:00)
・11月~3月(8:00~16:00)
※各期間とも受付は閉門30分前に終了

拝観料

・大人 / 高校生:1,300円(単独拝観券)、2,100円(宝物館セット券)
・小 / 中学生:450円(単独拝観券)、770円(宝物館セット券)
※以前あったお得な「二社一寺共通券」は、現在販売停止になっています。

「日光東照宮」へのアクセス方法

車を利用の場合

日光市街地の風景
・日光宇都宮道路 日光I.C.より約10分

駐車場情報

東照宮大駐車場(200台)、日光山輪王寺第2駐車場(100台)、二荒山大駐車場(50台)、市営 西参道第1駐車場(73台)、市営 西参道第2駐車場(140台)

電車を利用の場合

・JR日光駅、東武日光駅より東武バス「中禅寺温泉」または「湯元温泉」行きで、「神橋」バス停下車
※JR・東武 直通特急列車で約2時間

【施設概要】
●施設名:日光東照宮
●URL:http://www.toshogu.jp
●所在地:栃木県日光市山内2301

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