「ほしいも神社」話題の干し芋の聖地へ行ってみた

「ほしいも神社」話題の干し芋の聖地へ行ってみた

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茨城名物 干し芋を祀る「ほしいも神社」とは

ほしいも神社の鳥居イメージ茨城県ひたちなか市にある「ほしいも神社」は、2019年(令和元年)11月に創建した全国でも珍しい『干し芋』を祀る神社。
太平洋を見渡せる高台に位置する「堀出神社」の末社として敷地内に建設され、そのご利益は「ホシイモのは、総て手に入る」と、TVなどマスコミに取り上げられ今話題のパワースポットとなっています。

ほしいも神社の反響イメージひたちなか市の阿字ケ浦町周辺は、干し芋の生産量日本一位の茨城県における『干し芋発祥の地』となっており、地域活性化の一環として、掘出神社の宮司「宮本正詞氏」 が発案し、県内外の干しいもの生産者や愛好家からの寄付により建築されました。

「ほしいも神社」の由来
本社である堀出神社の由来「御神体が掘って出た神社」と、阿字ケ浦町の名産「イモは掘り出す」をかけて、『干し芋』ゆかりの神社として命名されました。

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「ほしいも神社」境内の見どころ紹介!

ズラッと並ぶ「黄金色の鳥居」

ほしいも神社の鳥居干し芋の如く輝く「黄金色の鳥居」は、近年人気のサツマイモ品種「紅はるか」をイメージしています。
アートディレクターの「佐藤卓氏」によりデザインされた大鳥居の沓石を、芋の形にして八の字型に設置することで「末広がり」を表し、社紋のデザインは「干し」と「星」をかけて星の中にシワを付けることにより「ほしいも」を表現しています。

干し芋の絵馬こちらは、干し芋の形をしたユニークな絵馬。「宝くじ1等当せん」でも「世界平和」でもホシイモのは、全て手に入ります!

アートディレクター「佐藤卓氏」とは
1979年(昭和54年)東京藝術大学デザイン科卒業、1981年(昭和56年)同大学院修了。株式会社 電通を経て、1984年(昭和59年)佐藤卓デザイン事務所設立。ニッカウヰスキー ピュアモルトや明治おいしい牛乳などの商品開発・デザインを中心に、金沢21世紀美術館や国立科学博物館などのロゴマークを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長を務めるなど多彩に活躍するアーティスト。

ほしいもの神様を祀る「拝殿」

ほしいも神社の拝殿「黄金色の鳥居」の奥にある拝殿には、小池吉兵衛翁をはじめ、宮崎利七翁・湯浅藤七翁・大和田熊太郎翁・白土松吉翁といった干し芋製造に尽力した5柱を「ほしいもの神様」として祀っています。

功労者「小池吉兵衛の胸像」

小池吉兵衛の胸像干し芋創始者の1人「小池吉兵衛」の功績を称え、1956年(昭和31年)に胸像が建立されました。
1875年(明治8年)前浜村(現 阿字ヶ浦町)に生まれ早くから郷土産業の開発に尽力し、特にサツマイモの加工に着目。弟である大内地山の協力のもと、率先して「干し芋」の製造開発に励みました。

茨城県産「干し芋」のはじまり
干し芋の生産地として知られる茨城県。中でも「ひたちなか市」は、国内生産量の7割を占めると言われる日本一の「干し芋の産地」です。1908年(明治41年)頃 那珂湊(現ひたちなか市)湊町のせんべい屋「湯浅藤七」と、那珂湊にほど近い阿字ヶ浦の「小池吉兵衛」の二名により始まり、サツマイモの栽培・加工方法が茨城県内に広まり一大産業へと成長しました。

ヤンチャ仕様の「ほしいもバイク」

ほしいもバイクこの「ほしいもバイク」は、宮司の宮本さんが自身のバイクをカスタムして造ったモノです。
干し芋をイメージした「黄金」とヤンキーの聖地「茨城」が、見事にマッチした至高の1台に仕上がっているかと思います(笑)

子宝に恵まれそうな「陰陽の御神木」

ほしいも神社のご神木拝殿の右手には、樹齢300年の御神木がペアで並んでおり、それぞれ男女の性器を模った神秘的な陰陽巨木です。
ご利益は「縁結び・夫婦円満・長寿・安産・子授かり・事業繁栄・五穀豊穣」で、カップル・ご夫婦にお勧めのパワースポット。

干し芋が買える「自動販売機」

ほしいも神社の自動販売機休憩所内にある自動販売機では、「干し芋」や「ほしいもクランチ」「かりんとう」などが販売されています。
若干お値段高めな感じではありますが、「ほしいも神社」印のついた干し芋はぜひともゲットしておきたいですよね!
「干し芋(1パック)」700円

ほしいも神社の休憩所また、休憩所内は無料開放されているので参拝時の休憩に最適。窓からは海を見渡せ、自販機で買った「干し芋」を齧りながら景色を眺めるのものお勧めです。

黄門様ゆかり「堀出神社」

堀出神社の鳥居ほしいも神社に隣接する「堀出神社」は、水戸黄門こと「徳川光圀公」より奉納された『神鏡』を御神体として祀る1663(寛文3年)創建の比較的新しい神社。社名は、御神体となる『神鏡』を発掘したことに由来し「掘って出た」ことにより「堀出神社」と命名されました。

堀出神社の本殿ご祭神は「誉田別命(ほんだわけのみこと)」で、地元では古くから学問・厄除け祈願の『八幡さま』として信仰されてきましたした。ほしいも神社をはじめ境内には、第六天神社・月読神社・稲荷神社などが境内社として鎮座しています。

御朱印は、堀出神社の「社務所」へ

堀出神社の社務所堀出神社の社務所にて「堀出神社」と「ほしいも神社」の御朱印をいただけます。

干し芋と御朱印佐藤卓氏のアドバイスにより作られた「ほしいも神社の御朱印」は裏面がシール形式になっており、そのまま御朱印帳に貼ることができて合理的です!
「ほしいも神社の御朱印」300円

干し芋のキーホルダー社務所では「おみくじ」や「お守り」をはじめ、「干し芋グッズ」なども販売されています。
こちらは、リアルな質感が魅力の「干し芋キーホルダー」。とても気になりますが、価格1,000円は正直迷ってしまう。。

「ほしいも神社」へのアクセス情報

ほしいも神社の駐車場

電車を利用の場合

●ひたちなか海浜鉄道湊線 阿字ヶ浦駅より徒歩約2分

車を利用の場合

●東関東自動車道路 ひたち海浜公園I.C.より約5分

駐車場

●ほしいも神社 7台(無料)、堀出神社 5台(無料)

【施設概要】
●施設名:ほしいも神社(堀出神社)
●所在地:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町172-2
●URL:https://horide-hachiman.com

「ほしいも神社」近隣の宿をみる

合わせて寄りたい①「ひたちなか開運鐵道神社」

ひたちなか開運鐵道神社の正面ほしいも神社から徒歩2分。阿字ヶ浦駅構内にある「ひたちなか開運鐵道神社」は、50年以上無事故で運行され、その後廃車になった「キハ222」を御神体として祀る珍しい神社で、鳥居には実際に使われていたレールを使用しています。
2021年(令和三年)「三鉄ものがたり実行委員会」がクラウドファンディングを利用して創建し、鉄道ファン注目のスポットとなっています。

御神体の「キハ222」とは
御神体の「キハ222」は、かつて北海道の羽幌炭鉱鉄道で運行されていた気動車が廃線に伴いひたちなか海浜鉄道湊線に移り、引退後は阿字ケ浦駅で保管されていました。その後「三鉄ものがたり実行委員会」が中心となり車両の塗装をはがす「すす払い」を実施し、国鉄色のクリーム色に塗り直されました。

キハ222の横側また、線路沿いのスペースからは「キハ222」を側面より見学することができるので、こちらも忘れずにまわりましょう!

【施設概要】
●施設名:ひたちなか開運鐵道神社
●所在地:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町204-4
●アクセス:ほしいも神社より徒歩約2分

「ひたちなか開運鐵道神社」近隣の宿をみる

合わせて寄りたい②「芋工房 周三(干し芋直売所)」

芋工房 周三の入り口ほしいも神社から徒歩30秒の位置にある干し芋の直売所。「ほしいも三ツ星生産者認証制度」に認定される地元農家さんが作る本場の「干し芋」は絶品で、冬季シーズンのみ営業しています。

干し芋の案内パネル直売所では様々な品種の「干し芋」が販売されており、お値段がなんと「500円!」でとても良心的な価格帯です。
甘みや食感などのバランス感が素晴らしく、来年もリピートしたいと思わせる逸品です。

【施設概要】
●施設名:芋工房 周三
●所在地:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町185-14
●アクセス:ほしいも神社から徒歩約30秒

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