※本ページは、一部でアフィリエイトプログラムを利用しています。
−目次−
Honda Collection Hall(ホンダコレクションホール)について
栃木県茂木町にある「ホンダコレクションホール」は、Hondaの製品を紹介する企業ミュージアムです。1997年(平成9年)「ツインリンクもてぎ」の開設に伴い、「鈴鹿サーキット」より移転しオープンしました。2024年(令和6年)3月には、『夢と挑戦の物語』を体験できる施設としてリニューアされました。
入口すぐのエントランスには、創業者「本田宗一郎」直筆の『夢』が刻まれたモニュメントが設置されています。同社が最初に製造した自動車部品「ピストンリング」を模した円の中に、Hondaが生み出した製品たちが配置されています。入館は無料となりますが、「モビリティリゾートもてぎ」への入場料+駐車料が必要です。それなりの金額となりますが、MotoGPが行われる実際のコースなども見学できるので、1日楽しむことができます。
製品展示コーナー(常設展示)
製品展示コーナーでは、Hondaが生み出した「二輪車・四輪車」をはじめ、農業機械などの幅広い製品を見学できます。「1F展示コーナー」と「4つのCHAPTER(章)」で構成され、年代毎の製品の進化や流れを分かりやすく紹介しています。また、リニューアルによりスマホで利用できる「音声ストーリーガイド」も整備されました。
「Honda 夢と挑戦の軌跡」|1F北棟
1Fエントランスより右手にある展示コーナー「Honda 夢と挑戦の軌跡」では、1948年(昭和23年)の創業以来、夢に向かって挑戦し続けてきた軌跡を製品とパネル展示を用いて紹介しています。創業時の様子を大きなパネルで展示紹介しているのが見どころ。
CHAPTER-01「創業~1970年前後」|2階南棟
「人を喜ばせたい」という受け継がれる『Hondaの思想』や、「技術力で世界に挑戦する」という創業期の情熱を感じられる展示となっています。Hondaの原点、浜松の町工場で開発された「自転車用補助エンジン」が見どころ。
CHAPTER-02「1970年前後~1985年前後」|2階北棟
四輪市場への本格的な参入を果たし、創業者の想いを受け継ぐ新たな世代が躍動した時代の製品を展示しています。
当時不可能といわれた米国排気ガス規制に対応した「CVCCエンジン」と、ユニークなCMが懐かしい「シティ」が見どころ。
CHAPTER-03「1985年前後~2000年前後」|3階南棟
新しい製品が続々と登場した時代。Hondaが誇るスポーツカーや、各種世界選手権に参戦したレーシングマシーンが展示されています。中でも、伝説のF1マシン「マクラーレン ホンダ」の実車が見どころ。
CHAPTER-03「2000年代以降~」|3階北棟
ロボティクス技術の研究開発や、航空機業界への新規参入など、新たな領域へ挑戦して行くこれからのHondaを展示しています。「ASIMO」や「HondaJet」など、新時代を感じさせる製品が見どころ。
企画展示コーナー
企画展として「Garage Collection(ガレージコレクション)」が、年三回開催されています。2階・3階の渡り廊下部分に、常設展では展示しきれない製品をテーマ毎に展示します。
今回の訪問時には、リニューアルに記念として「CBヒストリー Part1」と題し、歴代CBシリーズが一挙に公開されていました。また、同年代に活躍した日本・ドイツ・イギリス・イタリアのスポーツバイクも展示され見ごたえ十分。
●開催日時:2024年3月1日~6月30日
●開催場所:2階・3階中央エリア
体験プログラム
館内ガイドツアー
館内の展示を通して、Hondaの創業からの歴史や最新技術などをスタッフの方が丁寧に紹介してくれます。
本ガイドに「参加する・しない」で、展示内容の理解度が大きく異なります。お時間がある方は、是非とも参加して欲しいガイドツアーです。
●所要時間:45分
●定員:各回15名
●料金:無料
●受付:インフォメーション(1F)
HondaJet搭乗体験
1Fエントランス奥に展示された「Honda Jet Elite Ⅱ」の実寸代モデルに、搭乗体験することができます。自由に体験することができますが、機内は狭いので順番を守って参加しましょう。
こちらは、コックピットの様子。カラー表示のモニターや、コントローラー風の操縦桿など、飛行機の操縦が身近に感じられます。
コンパクトな機体後方には、トイレもしっかり設置されており、快適な空の旅を過ごせそうです。
●所要時間:5分程度
●定員:数人毎の入れ替わり制
●料金:無料
●開催場所:1Fエントランス(受付不要)
UNI-ONE Touch&Feel 乗車体験
Hondaの最新パーソナルモビリティ「UNI-ONE」の試乗体験を行えます。体重移動だけで全方位に移動できるので両手が自由に使えることが特徴。未来の車椅子的な進化を遂げるのでしょうか?
●開催日時:毎日開催(12:00~13:00運休)
●所要時間:約3分
●開催場所:3階北棟(受付不要)
●料金:無料
※参加条件 3歳以上、体重100kg以下
※小学3年生未満のお子様は中学生以上の同伴者が必要
ライブラリー&デザインギャラリー
1Fエントランス左手のスペースには、「ライブラリー」と「デザインギャラリー」が整備され、休憩やコミュニティーの場として利用されています。
スペース奥にある「ライブラリー」は、二輪車・四輪車に関する雑誌や展示を見ながらくつろげる休憩スペースとなっています。
こちらは、「S2000」のデザイン画の展示。「デザインギャラリー」では、デザイナーが描いた「デザインスケッチ」などのアート作品が展示されています。
ミュージアムショップ
「モビリティリゾートもてぎ」敷地内には複数のショップがありますが、ここではホンダコレクションホール限定グッズや、他のショップには置いていない商品が数多く販売されています。店先に設置された「モンキー」もポイント。
ミュージアムショップ内の様子。HondaオリジナルのTシャツや、モデルカーなど大人向けのグッズが多い印象です。
「ホンダコレクションホール」の基本情報
営業時間
●10:00〜16:30
※季節によって変動あり。
入場料
●無料
※別途「モビリティリゾートもてぎ」入場料と駐車料が必要となります。
「ホンダコレクションホール」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR宇都宮駅よりタクシーで約90分
※宇都宮駅からシャトルバス「ツインリンクもてぎ行き」運行あり。
車を利用の場合
●東関東自動車道 潮来I.C.より約20分
駐車場
●8,000台(4輪 1,000円、2輪 500円)
※ホンダコレクションホールへは、S2駐車場がおすすめです。
施設概要
施設名 | Honda Collection Hall(ホンダコレクションホール) |
---|---|
所在地 | 栃木県芳賀郡茂木町大字檜山(モビリティリゾートもてぎ内) |
URL | https://www.mr-motegi.jp/collection-hall/ |