「筑波宇宙センター」気分はまるで宇宙兄弟!?

「筑波宇宙センター」気分はまるで宇宙兄弟!?

−目次−

宇宙開発の中枢「JAXA 筑波宇宙センター」

筑波宇宙センターの正面入口茨城県つくば市にある「筑波宇宙センター」は、日本の宇宙開発事業の拠点として1972年に開設しました。
緑豊かな「筑波研究学園都市」の一角に位置し約53万㎡の広大な敷地では、人工衛星やロケットなどの研究や開発、人工衛星の追跡管制、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の運用管制、宇宙飛行士の養成などが行われています。

筑波宇宙センターの案内版一般公開されている展示館「スペースドーム」では、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジン、日本実験棟「きぼう」や今話題の「はやぶさ2」の実物大モデルなどを見学する事ができます。
その他、宇宙飛行士養成エリアや運用管制などを見学できる「ガイドツアー」や、JAXAグッズを購入できる「ミュージアムショップ」など宇宙開発の魅力を存分に感じられるスポットです。

「JAXA(ジャクサ)」とは

宇宙航空研究開発機構の表札JAXAは、英文名称「Japan Aerospace Exploration Agency」の略称、正式名称は「宇宙航空研究開発機構」で、その本部は東京都調布市にあります。
2003年(平成15年)当時の航空宇宙3機関、文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)・独立行政法人航空宇宙技術研究所(NAL)・特殊法人宇宙開発事業団(NASDA)が統合されて発足しました。

JAXAのロゴ創立から10年となる2013年(平成25年)に、経営理念を「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現する」と定め、コーポレートスローガンとして「Explore to Realize」が掲げられました。

「ロケット広場」では、宇宙兄弟で見たあの景色が!

筑波宇宙センターのH-IIロケット一般入場用の「正門ゲート」を通って守衛さんに挨拶するとすぐに「ロケット広場」に到着し長さ50mある実物の「H-IIロケット」が展示されています。

宇宙兄弟の記念写真の案内版こちらの案内板の通りにカメラを向けると「総合開発推進棟」と「H-IIロケット」を背景に「宇宙兄弟」のワンシーンを再現する事ができます!
展示内容には専門用語なども多く「宇宙兄弟」で宇宙開発の基礎知識を身につけてから訪れると、楽しさも二倍になります。(編集部体験談)

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「宇宙兄弟」とは
原作者「小山宙哉」が描く漫画作品で、講談社「モーニング」にて2008年(平成20年)より連載中、2012〜2014年(平成24〜26年)には「TVアニメ版」が放映され、小栗旬と岡田将生が主演した「実写映画」や本作品の前日譚を描いた「アニメ映画」も制作されました。
兄弟で宇宙飛行士になろうと約束した幼い頃の南波兄弟、月日が流れ先に宇宙飛行士となった弟「日々人(ひびと)」の背中を追う形で、兄「六太(むった)」も会社を退職したことを切っ掛けに宇宙飛行士への道を歩み出します。その最初の舞台がここ「筑波宇宙センター」なのです。

先ずは「広報・情報棟」で受付手続きをしよう!

広報・情報棟の受付案内所館内に入って左手に進むと「見学ツアー受付」及び「案内窓口」のカウンターがあります。
現在、コロナ感染症対策のため通常見学においても「事前予約制」となっており、受付時にサーモグラフィーカメラによる体温チェックが行われます。

宇宙兄弟の顔出しパネルこちらは、「広報・情報棟」入口すぐにある「宇宙兄弟」「JAXA」「茨城県」がコラボした顔出しパネルの展示です。
この南波兄弟の様に、未来の宇宙飛行士たちが「筑波宇宙センター」に訪れて宇宙への夢を膨らませているんでしょうか。

ガイド付き見学ツアー

国内最大規模の宇宙航空開発施設内の一部を、ガイド付きで見学できる「見学ツアー」が実施されています。
運用管制室では、実際に搭載されている機器や実験装置の監視などを行っている「きぼうの管制室」を見学し、宇宙飛行士養成エリアでは、「宇宙飛行士の訓練施設」を見学できます。
※現在、新型コロナウイルス感染拡大予防のため当面の間、見学ツアーは中止となっています。

視聴覚室・休憩スペース

休憩室の宇宙兄弟の展示「広報・情報棟」にある「視聴覚室」や「休憩スペース」では、火星探査などの宇宙開発に関する情報をパネルや映像などで紹介しています。
こちらのスペースでは、「宇宙兄弟」の登場シーンとリンクさせて「筑波宇宙センター」内の施設紹介がパネル展示されています。

広報・情報棟のパネル展示通路部分にも様々な展示が行われており、パネル一枚一枚に目を通してみるも内容がとても高度で理解するのに一苦労です。
また、白い壁とブルーの扉はアニメで見た館内の雰囲気と全く一緒ですね。

いよいよメイン施設の「スペースドーム」へ

スペースドームの館内「スペースドーム」は、一般見学者向けの展示館で館内面積は1,460㎡あり日本初の人工衛星「きく」シリーズをはじめ、実物大のISS日本実験棟「きぼう」や「はやぶさ2」などのレプリカや試作機が展示されています。
※2020年12月現在、スペースドームの見学は30分間毎の入替制で定員は50名迄(要事前予約)

ドリームポート

ドリームポート入り口から入ってすぐ目に飛び込んでくるのは、100万分の1スケールで作られた美しい地球儀の「ドリームポート」。

マモルホシ

マモルホシのモニター「マモルホシ」では、筑波宇宙センターや人工衛星についてのクイズが出題されます。
コロナ対策の影響で見学時間が限られており、クイズに挑戦している余裕がありませんでした。。

人工衛星による宇宙利用(情報通信・測位)

放送衛星 ゆりこちらのコーナーでは、実験用中型放送衛星「ゆり」やデータ中継技術衛星「こだま」の試験モデルをはじめ、情報通信・測位分野で使用されている人工衛星を紹介しています。

金色のアルミ箔の様な物は?
人工衛星の周りに貼られているシートは「サーマルブランケット」とよばれ、外部からの熱を遮断するためのモノです。
宇宙空間では、直接太陽の光にさらされる部分の温度は100度以上になり、逆に日陰部分はマイナス100度以下にもなる過酷な環境下となり、精密機器を保護する必要があります。

未来をひらく人工衛星

人工衛星による宇宙利用の展示ドーム内のほぼ中央、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の1/3模型をはじめ、水循環変動観測衛星「しずく」など現役の人工衛星を紹介しています。

人工衛星による宇宙利用(挑戦の歴史)

日本最初の人工衛星 きく日本初の人工衛星、技術試験衛星「きく」シリーズを軸に日本の宇宙開発の歴史と成果を紹介しています。

人工衛星による宇宙利用(地球観測)

陸域観測技術衛星だいちの試作モデル陸域観測技術衛星「だいち」の試験モデルをはじめ、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」など地球観測分野で使用されている人工衛星を紹介しています。

有人・宇宙環境利用

国際宇宙ステーション日本実験棟 きぼうドーム内一番の見所、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の実物大モデルや、補給機「こうのとり」の試験モデルなどの国際宇宙ステーション計画や宇宙環境利用について紹介されています。
※2020年12月現在、「きぼう」日本実験棟 実物大モデル(入場禁止)、顔出し宇宙服・体験型展示物(展示中止)となっています。

ISSの模型展示こちらは、国際宇宙ステーション(ISS)の模型です。「きぼう」日本実験棟は、3回のスペースシャトル・ミッションに分けて打ち上げられ、この国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングに成功しました。

国際宇宙ステーション(ISS)とは
「ISS」はInternational Space Stationの略で、日本・アメリカ・カナダ、欧州各国・ロシアなどの計15カ国が協力し、上空約400kmに建設された有人宇宙施設で1998年(平成10年)から2011年(平成23年)の間に宇宙空間で組み立てられました。
全体の大きさはサッカー場ほどあり、約90分のスピードで地球を一周し、無重力・高真空・放射線環境などの特殊環境で様々な実験や研究が行われています。

ロケット・輸送システム

国産ロケットエンジン LE-7A「きぼう」の展示のすぐ隣には、燃焼試験で使われた実物の「LE-7A」と「LE-5」ロケットエンジンが展示されています。
複雑な構造の巨大なロケットエンジンは、なんとも男心をくすぐりますね。

国産ロケットの模型こちらは、最新の「H3ロケット」をはじめ1/20スケールの国産ロケットがズラっと展示されています。
年々ロケットのサイズも大きくなり日本の宇宙開発の進歩を感じられますね。

はやぶさ2(原寸大模型)

小惑星探査機 はやぶさ2つい先日「小惑星リュウグウ」の地下サンプルを無事地球に届けた、小惑星探査機「はやぶさ2」の1/1スケールモデルが展示されています。
2020年(令和2年)12月に帰還後、地下サンプルの入ったカプセルを分離して、新たなミッションに望むため深宇宙へ飛び立って行きました。

小惑星探査機「はやぶさ2」とは
「はやぶさ」後継機として小惑星サンプルリターンを行う小惑星探査機で、「はやぶさ」が探査した小惑星イトカワ(S型)とは別の種類の小惑星(C型)を探査することで、惑星の起源だけでなく地球の海の水の起源や生命の原材料をも探求するミッションを実施。
2020年(令和2年)12月6日に帰還し、サンプルリターンに成功。その後、「はやぶさ2」本体は地球を離れ、別の小惑星へ向かう拡張ミッションへ移行しました。

プラネットキューブ(ミュージアムショップ)

プラネットキューブの入口「スペースドーム」の隣にある「プラネットキューブ」内には「ミュージアムショップ」がありJAXAや宇宙に関連したグッズが販売されています。
※2020年12月現在、ミュージアムショップは入場制限・時間制限ありで完全入替制となっています。

筑波宇宙センターの売店「ミュージアムショップ」では、実際に宇宙食として使用されている「スペースカレー」や「おにぎり」、ISSの飲み水として宇宙生活を支えている「宇宙の種水」などが目を引きます。
ISS内は気圧が若干低くなっており、濃い味でないと感じなくなってくるそうで、宇宙食の味付けは濃い目でスパイシーになっています。

宇宙兄弟グッズ売り場の一角には「宇宙兄弟グッズ」が販売されていました。ぱっと見、APOグッズの割合が多い様な?(笑)

「筑波宇宙センター」周辺の宿をご案内

つくば日航ホテルの入口筑波宇宙センターのある「筑波研究学園都市エリア」には、シティーホテルや、ビジネスホテルなどの多くの宿泊施設があります。
旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。

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「筑波宇宙センター」の基本情報

筑波宇宙センター 総合案内所

開館時間

●展示館「スペースドーム」10:00~16:00
●プラネットキューブ(ミュージアムショップ)10:00~16:30
※2020年12月現在、事前予約制となっています下記予約ページにてご確認ください。
※展示館の見学は30分間ごと定員50名の入替制となります。

見学予約ページへ

休館日

●不定休、年末年始(12/29 ~ 1/3)、施設点検日等
※運営上の都合により臨時休館の場合があります。

見学料

●無料
※ガイド付き見学ツアーは有料となります。

「筑波宇宙センター」へのアクセス情報

筑波宇宙センター 見学者用駐車場

電車を利用の場合

●つくばエクスプレス線「つくば駅」より関鉄バス「荒川沖駅」行きに乗り換え「物質材料研究機構」下車 徒歩約1分

車を利用の場合

●常磐自動車道 桜土浦I.C.より約7分
●首都圏中央連絡自動車 つくば中央I.C.より約12分

駐車場情報

●普通車:50台(無料)
●自転車駐輪場:36台(無料)
●バイク駐輪場:6台(無料)

つくばサイエンスツアーバス

つくばサイエンスツアーバスのバス停「つくばサイエンスツアーバス」とは、土曜・日曜・祝日に運行する「筑波宇宙センター」をはじめ6つの研究教育施設を巡る便利な循環バスです。
●運行日:土日祝日のみ(年末年始を除く) ※夏休み期間中は、月曜日を除く毎日運行
●料金:大人500円、小学生250円、幼児無料(保護者同伴)
●乗車券販売場所:つくば学園サービスセンター(BiViつくば1F)

【施設概要】
●施設名:宇宙航空研究開発機構 筑波宇宙センター
●所在地:茨城県つくば市千現2-1-1
●URL:https://fanfun.jaxa.jp/visit/tsukuba/
●TEL:029-868-2023(対応時間 10:00~16:30)

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