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人気動物と触れ合える「那須どうぶつ王国」とは
栃木県那須郡那須町にあるテーマパーク型の動物園で、東京ドーム約10個分という広大な敷地で動物たちとふれあい体験ができます。
屋内施設型の「王国タウン」と、牧場形態の「王国ファーム」の2つのゾーン分かれており、約600頭以上の動物たちが飼育されています。
園内では、「スナネコ」や「カピバラ」などの人気の動物たちの展示や「餌やり体験」などのショーも毎日開催されます。
「那須どうぶつ王国」の沿革
1998年(平成10年)当初、丸紅の新規事業として、畑 正憲(ムツゴロウさん)監修のもと、イヌとネコを主体とした「人間と動物の自然な関係」を掲げるテーマパークとして開園。
その後、親会社の異動に伴い、現在はカピバラなどの小動物やオットセイなどの水棲動物など多くの動物が展示され、2014年(平成26年)には、姉妹施設「神戸どうぶつ王国」が開園しました。
趣向を凝らした屋内施設が魅力「王国タウン」
屋根付きの通路が整備され全天候型の屋内施設がメインとなり、雨天時など天候に左右されずに楽しむ事ができます。
アジアの人気動物が集結「アジアの森」
アジア地域に暮らす動物たちの生態系を植物・擬木・滝・擬岩などを用いて再現した施設です。
「レッサーパンダ」や「マヌルネコ」など動物たちの、自然に近い姿を間近で感じる事ができます。
こちらは、大変希少で人気の「マヌルネコ」。太々しい面構えが魅力ですね!
シベリア南部から中央アジアの砂漠地帯に生息し、ネコ科の動物の中では、最も古い種だそうです。
2020年(令和2年)7月に誕生したばかりの「レッサーパンダ」の双子の赤ちゃんが、展示公開されていました。
「アジアの森」出口付近では、大人気「スナネコ」の赤ちゃんを見る事ができます。
2020年(令和2年)4月生まれの「アミーラ」と、7月生まれの「妹ネコ」の2頭が気持ち良さそうに寝ていました。
熱帯の湿地を再現「ウェットランド」
亜熱帯の湿地に暮らす動物たちの生態系を再現した施設で、湿地帯の動物や植物の世界が広がっています。
手を伸ばせば触れてしまうくらいの距離感で動物たちを観察でき、ちょっとしたジャングル探検気分を味わえます。
写真の奥には、動かない鳥として有名な「ハシビロコウ」のカシシがじっと佇んでいます。
その他、ワオキツネザルや様々な鳥たちが自由に過ごす姿を楽しめます。
世界一美しい猪と言われる人懐っこい「アカカワイノシシ」、ギニアやコンゴ盆地の熱帯雨林に生息しています。
ついつい頭を撫でたくなりますが、噛まれますのでご注意くださいね。
熱帯の楽園「熱帯の森」
熱帯地方で暮らす動物たちの生態系を再現した施設で、館内では熱帯雨林やそこに暮らす動物たちの様子を楽しめます。
動物たちは放し飼いにされており、「コモンマーモセット」などの動物たちを間近で観察する事ができます。
フクロウの様な姿で木に擬態している、オーストラリア「ガマグチヨタカ」。
なんとも言えないユニークな表情が癖になりますね(笑)
保護・保全を目的とした「保全の森」
「ツシマヤマネコ」や「ライチョウ」などの日本固有種保護を目的とし、近縁種である「アムーノレヤマネコ」や「スパールパルライチョウ」なども飼育展示されています。
施設の奥には、皆さんお待ちかね「スナネコ」の展示コーナーがあります。
別名「砂漠の天使」とも呼ばれますが、性格はとてもヤンチャで所狭しと走り回る姿を楽しむ事ができます。
北アメリカゾーン「オオカミの丘 Wolf hills」
2020年(令和2年)秋オープンの「オオカミの丘」では、幻の白いオオカミ「ホッキョクオオカミ」や北米に生息する動物たちが展示されています。
こちらが幻の「ホッキョクオオカミ」で、国内の動物園では唯一の展示となっています。
オオカミと聞くとシャープなイメージがありますが、気の良さそうな「大人しい犬」の様に見えてしまいますね。。
ペンギンの数にビックリ!?「ペンギンビレッジ」
屋外エリアでは、「フンボルトペンギン」が自由に歩き回る広場に入ることができ、ペンギンやアザラシへのエサやり体験が人気です。
室内施設では「ジェンツーペンギン」や、国内では唯一「パフィン」が水中を飛ぶように泳ぐ姿を見る事ができます。
水生動物たちのショーを楽しむ「アクアステージ」
200名の観客が楽しめるステージでは、「オットセイ」のダイナミックなショーが行われます。
癒しを求めて「カピバラの森」
「カピバラ」が泳ぐ姿や、温泉に浸かる入る姿などを堪能し日頃の疲れを「カピバラ」に癒してもらいましょう。
足湯に浸かりながら「カピバラ」を眺めるのもよし、広場で「餌やり体験」を楽しむのもまたよし。
「カピバラ用のエサ」100円
イヌ派にオススメ「ふれあいドッグパーク」
ふれあいエリアでは、大型レンタル犬とスキンシップを楽しむ事ができます。
「レンタル犬(20分)」800円
ネコ派はこちら「ワンニャンリビング」
小型犬と猫たちが同居しており、シーズン毎に工夫を凝らした室内で存分に触れ合う事ができます!
※コロナウィルス感染拡大を防止のため「わんにゃんリビング」は当面の間休業となっています。
雄大な那須の自然を感じる「王国ファーム」
スカイスタジアムで繰り広げられる「バードパフォーマンスショー ブロード」や、牧羊犬のショー「ニュージーランドファームショー」など広大な敷地を持つ「那須どうぶつ王国」ならではのスケール感を楽しめます。
※冬季期間中、「王国ファーム」エリアは休業となります。(2021年3月20日 再開予定)
大迫力の「バードパフォーマンスショー」
アメリカの国鳥「ハクトウワシ」や、世界最速の鳥「ハヤブサ」などの猛禽類たちのダイナミックなショーを体感できます。
1mを優に超える猛禽類たちが、観客の頭上スレスレを飛び交い、大の大人も思わずテンションが上がってしまいます。
座席のシートなど雨天でもショーを楽しめる様に工夫されており、とても感心してしまいました。
「猛禽の森」には、世界最大の猛禽類「アンデスコンドル」や「イヌワシ」などの猛禽類が飼育されており、バードショーに出演する鳥たちも待機しています。
動物の背中から那須の自然を眺める「ライドパーク」
ライドパークでは、係員が引く「馬」や「ラクダ」に乗る事ができます。
「引き馬(1周)」500円
「ラクダライド(1周)」700円(人数制限あり)
馬と触れ合う「ホースコーナー」
「ホースコーナー」では、可愛らしい「馬」たちにエサやり体験を楽しめます。
「どうぶつのおやつBOX」300円
「馬用エサ」100円
牧歌的な風景が広がる「ヒツジファーム」
のんびりと羊たちが過ごす牧歌的な風景の中、餌やり体験を楽しむ事ができます。
カンガルーと触れ合う「カンガルーファーム」
ここでは、カンガルーを間近で感じる事ができ、カンガルーはとても大人しく小さな子供でも安心して楽しめます。
園内の「グルメスポット」も見逃せない!
展望抜群のレストラン「ヤマネコテラス」では、ラーメン・カレー・お子様ランチなどの定番メニューから、地元那須の味覚を楽しめる地産地消のランチプレート「なすべん」も提供されています。
「那須の内弁当(1日10食限定)」1,500円 ※現在休止中
※写真は、イメージとなります。
こちらは、編集部一押しの「王国ベーコン炭火焼き」です。
炭火で焼かれたベーコンは、外はカリッと中はジューシーで驚きの美味しさ!
「王国ベーコン炭火焼き」400円
お土産はこちらで「王国バザール館」と「キングダムファミリー」
園内のお土産処は、入口すぐにある「王国バザール館」とアジアの森近くの「キングダムファミリー」の2店舗となります。
園内にいる動物をモチーフにした「オリジナルグッズ」や「フィギュア」もあり、お気に入りの動物グッズがあるか探してみましょう。
また、「キングダムファミリー」の店内には「スナナコ」の赤ちゃんを見る事ができる展示スペースがあります。
ちょっとした裏技みたいで、なんだか得した気分になりますね♪
「那須どうぶつ王国」周辺の宿をご案内
那須どうぶつ王国のある「那須高原エリア」には、リゾートホテルや温泉旅館、ペンションなどの多くの宿泊施設があります。
アウトドア体験やアウトレットでショッピングなど、旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。
「那須どうぶつ王国」の基本情報
営業時間
●10:00~16:30(土日祝・GW・夏休み期間 9:00~17:00)
定休日
●水曜日(春休み・GW・夏休み期間除く、水曜日が休日の場合は営業)
※冬季休園期間あり。
入園料
●王国パスポート大人(中学生以上)2,400円(冬季 1,400円)
●王国パスポート子供(3歳〜小学生)1,000円(冬季 700円)
お得なJAF会員優待施設
●王国パスポート:100円引(会員含む5名)
※チケット購入時にJAF会員証をご提示ください。
「那須どうぶつ王国」へのアクセス情報
公共交通機関を利用の場合
●無料シャトルバスあり(完全予約制)
※最新の運行状況は公式サイトをご確認ください。
車を利用の場合
●東北自動車道 那須高原SAスマートI.C.から約15分
駐車場情報
●2,000台(普通車 700円)
※冬季の駐車場料金は無料となります。
【施設概要】
●施設名:那須どうぶつ王国
●URL:http://www.nasu-oukoku.com
●所在地:栃木県那須郡那須町大島1042-1