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−目次−
海なし県にある淡水魚の水族館「なかがわ水遊園」
栃木県大田原市にある県内唯一の水族館で、関東随一の清流「那珂川」をテーマにアマゾンなど日本国内外の淡水魚を鑑賞できます。
東京ドーム5個分(25ha)もの広大な敷地には、「芝生広場」や「アスレチック」「釣り」「つかみどり」などの施設がありご家族で1日過ごせる人気のスポットです。
また、「体験ゾーン」では年間を通して様々なイベントが開催され、体験講座やバックヤードツアーなど楽しみ方も色々。
「那珂川(なかがわ)」について
日光国立公園内の那須岳山麓を源流とし栃木県東辺部を南に流れ、茨城県ひたちなか市と大洗町の境界部で太平洋に流れ込みます。
関東地方第3の大河で関東随一の清流として知られ、毎年初夏には、アユを捕獲するための多数の観光やなが設置され観光客のほか、アユの友釣りを楽しむ釣り人などで賑わいます。
メイン施設「おもしろ魚館(水族館)」の見どころ
源流から下流を再現した「那珂川ゾーン」
那珂川の上流から下流の生態を再現したジオラマ水槽には、「ニッコウイワナ」や「アユ」が優雅に泳いでいます。
淡水魚をテーマに派手さはありませんが、展示方法や企画内容など子供はもちろんマニア心を擽るこうした工夫が「なかがわ水遊園」の魅力です。
丁寧に紹介された案内パネルと水槽を見比べながら、それぞれの魚の生態を楽しみながら学べます。
関東随一の清流と呼ばれるだけあり、種類の多彩さに驚かされます。
アマゾン川を再現した「アマゾン大水槽」
チューブ型トンネル「アクアコリドール」を通ると、巨大なピラルクーや大ナマズ、珍しい淡水エイなどアマゾン川の大迫力を疑似体験できます。
ピラルクーを飼育する水槽としては、国内最大の400tを誇り2mを超えるピラルクー4匹が優雅に泳ぐ姿は圧巻で「ピラルクーの聖地」の名に恥じない光景です。
「アマゾン大水槽」には、ピラルクーをはじめピラニアなど約100種類の魚が泳いでいます。
静止画では伝わらない大水槽の様子を動画でお届けします。
2階にある「アクアドーム」は「アマゾン大水槽」を上から眺めることができ、熱帯植物が生い茂りイグアナやカピバラなどアマゾンのジャングルが再現されており、こうした展示ギミックには感心させられてしまいます。
触れ合いスポット「タッチング水槽」
ザリガニやカメなど川や池にすむ生物を実際に手に取って観察できるコーナーです。
現在は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、触れ合い体験は中止となっています。
編集部が訪れたタイミングでは、金魚やメダカなどの身近な観賞魚と共に養殖用の「チョウザメ」が展示されていました。
おもしろ企画が満載!「企画展」
年に数回開催される企画展では様々なテーマで趣向を凝らした展示を楽しめます。(追加費用なし)
今回の企画は、危険生物だけが入学できる「私立危険生物学園」の入学式がテーマと中々のぶっ飛び具合です(笑)
こちらは、15周年記念企画展「アマゾンアドベンチャー」の展示内容です。
アマゾンの珍しい生物と共にスタッフが過ごした現地の様子なども展示されていて、幼虫の串焼きなど一味違うアマゾンを楽しめる企画展でした。
オリジナルメニューが揃う「アマゾンカフェ」
「アマゾンカフェ」では、ピラルクーの肉を使ったカレーや、アマゾンにちなんだドリンクなど面白いメニューが揃ってます。
また、カフェで購入した商品は全てテイクアウトが可能で、施設外に出て広い芝生でのんびり飲食するのもお勧めです。
南国テイストのカフェスペースは、席数を減らした広々スペースでゆったりと過ごせます。
南米アマゾンで育つ果物「カムカム」を使用したオリジナルメニューや、現地のコーラ「インカコーラ」などが販売されており、ついつい注文したくなっちゃいますね!
「カムカムコーヒー」400円
「カムカムアイス」300円
【施設概要】
●施設名:アマゾンカフェ
●所在地:栃木県大田原市佐良土2686(おもしろ魚館2F)
●営業時間:10:30~16:30(L.O.15:45)
●定休日:月曜日・第4木曜日
●URL:https://tnap.jp/purchase/amazoncafe.php
ミュージアムショップ「フィッシュパル」
2階にある「ミュージアムショップ フィッシュバル」では、オリジナルグッズや各種土産物品など幅広い商品が陳列されています。
レア度の高い「企画展関連商品」や、限定の「お魚グッズ」などは忘れずにチェックしておきましょう!
また、魚だけではなく爬虫類や人気のカピバラグッズなども並んでいます。
ミュージアムショップは、入場券がなくても利用できるのでお土産を買い忘れた時などに便利です。
広大なくつろぎスペース「芝生広場」
約2haもある広大な広場で、お弁当を持ち寄ってのんびり過ごすことができます。
敷地内には、「水の広場」や「アスレチックコーナー」なども併設されており無料で一日中満喫できます。
※水の広場は、現在 新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、当面の間利用中止となっています。
川の魅力を体験「釣り池・つかみ取り」
ここは、川魚と触れあうことができる川の魅力を体験できるエリアで、「釣り」や「つかみどり」体験を楽しめます。
また、指導員が常駐しており、釣り初心者の方でも安心してチャレンジできますね!
大人気イベント「つかみどり」では、捕まえた魚は塩焼にしてその場で食べれます。
※新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、2020年度のつかみどり体験は中止となりました。
【施設概要】
●施設名:つり池・つかみどり池
●所在地:栃木県大田原市佐良土2686(なかがわ水遊園敷地内)
●営業時間:9:30~16:00(受付時間 9:30~15:00)
●体験料:五目釣り 550円(2時間)、ザリガニ釣り 350円(1時間)
※ザリガニ釣りの開催期間は、7月中旬〜9/27まで
蕎麦処「味処ゆづかみ」
湯津上産のそば粉で作る手打ちそばで、毎日手打ちで提供されています。
地元産「そば粉」に那珂川水系の美味しい「水」、地場産「野菜」を使った天ぷら蕎麦はまさに絶品です。
【施設概要】
●施設名:味処ゆづかみ
●所在地:栃木県大田原市佐良土2686(なかがわ水遊園敷地内)
●営業時間:3月~9月 11:00~14:30(夏季・土日祝 11:00~15:30)、10月~2月 11:00~10:30(土日祝 11:00~15:00)
●定休日:月曜日、第4木曜日(7/20~8/31除く)
※月曜が祝日の場合翌日、12/27~1/1休業
地元の名産が揃う「なかがわ水遊園 直売所」
地元大田原市の農産物を揃えた直売所で、リーズナブルな価格で新鮮野菜が販売され地元でも評判のお店です。
「あゆジェラート」などのインパクトのある物から、那珂川の豊かな水が育んだ各種特産品が勢揃いしています。
地元の「鮎」を使用した甘露煮やジャーキーなどは、ぜひゲットしておきたい逸品です。
【施設概要】
●施設名:水遊園直売所
●所在地:栃木県大田原市佐良土2686(なかがわ水遊園敷地内)
●営業時間:9:30~16:30(7月20日~8月 9:30~17:00)
●定休日:月曜日、第4木曜日
※祝日の場合は翌日休、7月20日~8月31日は無休
「なかがわ水遊園」の基本情報
営業時間
●9:30~16:30(7/20~8/31は17:00まで)
※おもしろ魚館(水族館)への入館は閉館30分前まで
※館内の混雑状況に応じて入館制限が実施される場合があります。(繁忙期は事前予約制の場合あり)
休業日
●月曜日(祝日の場合は翌日休)、第4木曜日(祝日の場合は営業)
※毎年1月第4週の月曜日から金曜日(施設メンテナンスのため)、夏季は無休
入場料
●大人(高校生以上):650円(団体 520円)
●子供(小・中学生):250円(団体 200円)
●幼児(小学生未満):無料
※団体20名以上
「なかがわ水遊園」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●JR那須塩原駅より大田原市営バス 那須塩原線で「大田原市役所」下車、大田原市営バス蛭田・湯津上線に乗換「なかがわ水遊園」下車 徒歩すぐ
●JR西那須野駅より関東自動車西那須野・馬頭線で「田宿」下車 徒歩約5分
車を利用の場合
●東北自動車道 矢板I.C.より約50分
●東北自動車道 西那須野塩原I.C.より約45分
駐車場情報
●普通車 700台、大型車 7台
【施設概要】
●施設名:栃木県なかがわ水遊園
●所在地:栃木県大田原市佐良土2686
●URL:https://tnap.jp
合わせて寄りたい「お勧めスポット」紹介!
国宝「那須国造碑」(笠石神社)
笠石神社の御神体「那須国造碑」は、1952年(昭和27年)に国宝に指定され、宮城県の「多賀城碑」や群馬県の「多胡碑」と並び、日本三古碑の一つに数えられています。
碑文を刻まれた石碑のうえに笠状の石が載せられていることから「笠石」とも呼ばれ、水戸藩主 徳川光圀が、倒れて草に埋れているこの石碑に堂をつくり安置したのがはじまり。
参拝料500円をおさめると、お堂の中の「実物の国宝」を拝見することができ、宮司さんが「那須国造碑」が国宝になった謂れや歴史関係を丁寧に説明してくれます。
栃木県内で国宝といえば日光を思い浮かべますが、こちらは穴場的な玄人好みの国宝といえますね。
【施設概要】
●施設名:那須国造碑(笠石神社)
●所在地:栃木県大田原市 湯津上430
●アクセス:東北自動車道 西那須野塩原I.C.または矢板I.C.より約30分
サラダが美味しい「湯津上村民食堂」
大田原市が所有し休業中だった「湯津上のレストラン」が農業生産法人 那須野ケ原ファームが運営を引き継ぎ「湯津上村民食堂」として2018年(平成30年)に生まれ変わりました。
食堂内の窓からは、牧場風景が広がり、地元産の野菜をブッフェスタイルで味わえます。
※新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、サラダブッフェは休止中。
メニューには野菜がふんだんに使われており「手作りドレッシング」で食べる新鮮サラダは絶品です。
観光地などからも離れており穴場的なお店ですが、料理はとても丁寧でお店の雰囲気も落ち着いており編集部一押しのグルメスポットです!
「那須野ヶ原牛のヘルシーローストビーフ丼」1,500円
【施設概要】
●施設名:湯津上村民食堂
●所在地:栃木県大田原市湯津上5-776
●営業時間:11:30~14:00(土・日・祝 11:00~14:00)
●定休日:月曜日、第4火曜日
●アクセス:東北自動車道 西那須野塩原I.C.または矢板I.C.より約30分
●URL:http://www.nasu-farm.jp/sonminsyokudou/
地元有名店「林屋川魚店」
1964年(昭和39年)創業以来、川魚の製造・販売が行われ、お中元・お歳暮などギフトにも利用されています。
大通り沿いに面した立派な店舗では、沢山の職人さんが黙々と「鰻」や「鮎」を焼き上げる姿に迫力を感じます。
お店には食事スペースはなく、基本持ち帰りスタイルとなっていますが焼き立てでなくても驚きの美味しさで吃驚です。
こちらは珍しい「子持ち鮎の塩焼き」。炭火でカリッと絶妙な塩加減で納得のお味でした。
また、自宅用に「うなぎの白焼き」も購入しましたが、こちらもさらに絶品で過去に食べた「鰻ベスト3」に入る高レベルの鰻です。
【施設概要】
●施設名:林屋川魚店
●所在地:那珂川町小川171-8
●営業時間:8:00~18:30
●不定休:不定休
●アクセス:東北自動車道 矢板I.C.より約40分
●URL:http://www.nasu-hayashiya.co.jp
「なかがわ水遊園」周辺の宿をご案内
歴史ある建造物や古墳、豊かな自然を楽しめるの魅力的なホテル・旅館が多くあります。
旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。