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−目次−
茨城県唯一の動物園「日立市かみね動物園」について
茨城県日立市にある「日立市かみね動物園」は、1957年(昭和32年)丘陵地に広がる「日立かみね公園」の一角にオープンしました。
昭和感が残る地域密着型の動物園ながら、工夫を凝らした展示方法などキラリと光る魅力を随所に感じます。
丘陵の傾斜を利用した園内からは日立市街地と太平洋を一望でき、この景観も日立かみね動物園の魅力のひとつです。
園内では、ゾウやライオンなどの大型動物からウサギやモルモットなどの小型の哺乳類まで、約70種500点の動物たちと出会えます。
ジャイアントパンダ誘致プロジェクト
2019年(令和元年)6月、茨城県と日立市が「日立市かみね動物園」へのジャイアントパンダ誘致事業を発表しました。
茨城県北地域の振興に取り組む「県北振興チャレンジプラン」の一環として実施され、「日立市ジャイアントパンダ誘致推進会議」は、地元の市議会・商工会議所などの団体ほか、日立製作所 日立事業所・JX金属 日立事業所の関係者などから構成されています。
毎日行われている「もぐもぐタイム」
平日でも実施されるイベント「もぐもぐタイム」では、クマやペンギン・マンドリル・カピバラなどがエサを食べる様子を見学できます。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「もぐもぐタイム」は当面の間、全て見学のみとなります。
●11:00:ペンギン
●11:30:キリン(平日中止)
●13:00:マンドリル
●13:30:チンパンジー、ウミウ
●14:00:カピバラエティハウス(水曜中止)
●14:30:エゾヒグマ(水曜中止)
●15:30:ペンギン
●16:00:トラ・ライオン(11~2月 15:15)
園内の見所をご紹介!
園内は緩やかな坂になっており、敷地も広く全ての展示をじっくり見学するにはかなりの時間を要します。
ここでは、編集がオススメする見どころを紹介して行くのでぜひご参考にしてください。
日立かみね動物園のマスコットキャラクター「かみねっちょ」の顔出しパネル。鼻の穴から顔を出す所がポイント。
カバ・ミミズク・ネズミを合体した想像上の動物がモデルとなっています。
動物園の看板娘「アジアゾウ」
入場ゲートを越えて先ず出会うのが、動物園のマスコット的存在の「アジアゾウ」です。
ミャンマー生まれのメスのミネコとスズコの2頭がお出迎えしてくれます。
マニアにオススメ!?「はちゅウるい館」
「はちゅウるい館」は、2018年(平成30年)11月に開園60周年を記念してオープンした世界各地の「爬虫類」と日立市の鳥「ウミウ」を多角的に観覧できる複合施設となっています。
施設内では、「グリーンイグアナ」をはじめ、伊豆の熱川バナナワニ園から来た「クチヒロカイマン」など、約40種100点もの爬虫類を間近で見る事ができます。
施設前では「ゾウガメ」くんがお出迎えしてくれます。
大人気「カピ!バラエティハウス」
みんな大好き「カビバラ」さんを間近に感じられるゾーンです。
タイミングが良ければ、柵の前に来た所を頭ナデナデする事ができちゃいます!
「カピバラ」は、南アメリカの湖や川など水辺に生息する世界最大のネズミの仲間です。
「カピバラ」と言ったら「温泉」というイメージがありますが、それは那須か伊豆のことですね(笑)
担当者からの心の一句「カピバラは温泉なんて入りません」だそうです。。
ちびっ子に人気「ふれあい牧場」
「カピ!バラエティハウス」の隣にある「ふれあい牧場」では、ウサギやモルモット・ヤギなどの動物たちと触れ合える人気のゾーンです。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、当面の間休止となっています。
「ウサギ・モルモット」利用時間
●午前の部:9:30~12:00
●午後の部:13:00~15:30
エンリッチメント大賞受賞「チンパンジーの森」
2008年(平成20年)に完成した「チンパンジーの森」では、「より広く・より高く・より近く」をテーマにのびのびと暮らすチンパンジーたちを見学できます。
完成当初は無機質だった施設も、市民による定期的な植樹祭が実施され名の通り「森」に近づきつつあります。
施設内には「住人紹介」の展示があり、チンパンジー一家の家系図の通り繁殖にも成功している事が確認できます。
当然ですが、それぞれに個性があり特徴を把握して見るとさらに愛着が湧きますね。
「エンリッチメント」とは
動物福祉の立場から、飼育動物の「幸福な暮らし」を実現するための具体的な方策を「環境エンリッチメント」と呼ばれています。そうした「エンリッチメント」に取り組む動物園や飼育担当者を応援し、市民と動物園をつなぎ動物園に対する意識を高めることを目的として、2002年(平成14年)より「エンリッチメント大賞」が実施されています。
放し飼いスタイルの「サルの楽園」
2011年(平成23年)4月にオープンした「サルの楽園」では、塀に囲まれたエリア内に放し飼い状態で飼育された8種類のサルたちを観察できます。
すぐ横の柵上を「リスザル」が通り過ぎて行ったりと、サルを身近に感じられちょっとテンション上がります。
青空をバックに、高さ10mある吊り橋を渡る「クモザル」の姿は圧巻。
進化型の猿山!?「ニホンザルの広場」
2020年(令和2年)に完成した新施設「ニホンザルのひろば」は、中心に高さ7mのタワー遊具が設置されており、限られたスペースを効果的に活かす設計がされており進化型の猿山といった所でしょうか。
また、展望デッキからは「ニホンザル」たちがコミュニケーションをとる姿をじっくり観察できます。
定番の人気者たちも健在です!
大きな猫のようで癒される「ライオン」をはじめ、「トラ」や「ヒグマ」など大型の肉食動物も飼育されています。
現在、一頭のみで暮らしている「クロサイ」のメトロの姿。
「クロサイ」は絶滅危惧種に指定されており、密猟や生息地の消滅によって個体数が激減しています。
のんびり過ごす「アミメキリン」の親子、クルミ(子)・シゲル(父)・キリナ(母)の三人家族。
後ろの工事風景は、現在建設中の「猛獣舎」で完成が待ち遠しいですね。(2022年夏完成予定)
編集部一押し!「オグロプレーリードッグ」
餌を頬張る姿がとてもキュートな「オグロプレーリードッグ」に癒されまくりです。
見るからにリス科の仲間ですが、キャンキャンという鳴き声から「ドッグ」という名が付けられました。
カフェや資料館のある「ふれあいプラザかみね」
「ふれあいプラザかみね」にある「動物資料館」には、ゾウの骨格標本や身近な動物の剥製などが展示されています。
「動物資料館」の一角には、TVアニメにもなった「けものフレンズ」の原作者・吉崎観音先生のサイン色紙が展示されています。ファンの方には必見ですね。
グルメ・ショッピングスポット紹介!
カバさんハウス
園内のほぼ中心に位置する「カバさんハウス」では、カレーや牛丼・ラーメンなどの定番メニューを楽しめます。
また、併設の売店では「かみね動物園」のオリジナル商品やお土産などが販売されています。
エレファントカフェ
「ふれあいプラザかみね」内にある「エレファントカフェ」では、常陸牛など茨城の味覚を味わえる「かみねバーガー」などのカフェメニューを楽しめます。
また、動物園に入園しない方でも利用できますので、食事や休憩スポットにも最適です。
「かみねバーガー」420円
こちらの売店コーナーも入園なしで利用でき、品揃えも多く記念品を買うなら「カバさんハウス」よりもこちらがお勧めです。
「日立市かみね動物園」の基本情報
開園時間
●3月~10月:9:00〜17:00(最終16:15)
●11月~2月:9:00〜16:15(最終15:30)
※はちゅウるい館の開館時間は9:30分からとなります。
休園日
●年末年始(12月31日・1月1日)
入園料
●個人:大人 520円、小人 100円
●団体:大人 470円、小人 90円(市外)、大人 420円、小人 80円(市内)
●年間パスポート:1,250円(一律)
※動物園・レジャーランド共通券あり
※3歳以下および5歳以上は無料となります。
「日立市かみね動物園」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR常磐線「日立駅」よりバスで約10分「神峰公園口」下車すぐ
車を利用の場合
●常磐自動車道 日立中央I.C.より約5分
駐車場情報
●普通車 800台
【施設概要】
●施設名:日立市かみね動物園
●所在地:茨城県日立市宮田町5-2-22
●URL:https://www.city.hitachi.lg.jp/zoo/
「日立市かみね動物園」見学に最適なホテル・旅館
「日立市かみね動物園」の周辺には、観光はもちろんビジネス利用にも最適なホテル・旅館が数多くあります。
旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。