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−目次−
動物園とは一味違う「群馬サファリパーク」の魅力とは
群馬県富岡市にある「群馬サファリパーク」は、国内5番目のサファリパークとして1979年(昭和54年)5月にオープンしました。
約36万㎡という広大な園内には、「ライオン・キリン・ゾウ」など約100種 1000点の動物たちが、自然環境に近い状態で飼育され、国内で唯一飼育展示されている「スマトラゾウ」や、希少な「ホワイトタイガー」と出会えるのが魅力。また、レトロ感満点の「ジェットコースター」などのアトラクションを楽しめる「遊園地ゾーン」も併設されています。
「サファリゾーン」では、「マイカー」や「周遊バス」に乗ったままゾーン内を見学でき、窓ガラスを挟んだすぐそばまで動物たちが接近してきます。この迫力は、通常の動物園では味わえないワクワク感です!
「群馬サファリパーク」の楽しみ方
初めて「サファリパーク」へ行くとなった場合、入園方法や注意点など気になる部分も多いかと思います。事前に予習しておくことで、当日の流れがスムーズになるのでぜひご参考にしてください!
「群馬サファリパーク」の楽しみ方を大きく分けると「マイカー利用」と「ツアーバス利用」の2つになります。
通常の動物園と比べると料金形態が複雑だったりしますので、事前に「WEBチケット」を購入しておくと画面を見せるだけで入場できるのでお勧めです。さらに割引がきいておトク!
【入場・入園料金】
●入場料:500円(駐車場・施設使用料金)
●入園料:大人(高校生以上)2,700円、小人(3歳~中学生) 1,400円
※入場料は、車・バイクでの来園の場合必須となります。
「マイカー」での入場方法
「入場ゲート」で『入場料 500円』を支払って、しばらく進むと広い駐車場が見えてきます。マイカーでそのまま入園する場合は、直進してライオンのエンブレムが目印の「入園ゲート」に進みます。
入園できる車種について
「サファリゾーン」では、動物たちが放し飼いで飼育されているため「オープンカー・トラック・キャンバストップ・オートバイ」では入園することはできません。なお、動物との接触による損害については自己責任となるのでご注意ください。
「入園ゲート」では、1台ごとに発券対応が行われるため、開園直後など時間帯によっては大渋滞となります。
料金所で『入園料』+『ガイドラジオ料金』を支払って、いよいよ「サファリゾーン」へ進んで行きます。
【ガイドラジオ料金】
●ガイドラジオ料金:500円(全車両必須)
※その他、入園料+入場料(車利用の場合)が別途必要となります。
定番コース「サファリバス・エサやりバス」での周遊
「入場ゲート」で入場料『500円』を支払って、しばらく進むと見えてくる駐車場に車を駐めます。その後、ライオンのエンブレムがある「入園ゲート」の左側「総合案内所」で、『入園料』+『オプション料金(乗車料)』を支払って、それぞれのバス乗り場に向かいます。
「エサやりバス」の料金には、草食動物用と肉食動物用のエサ代が含まれており、バスの中から「エサやり体験」を楽しめます。これぞサファリパークの醍醐味という感じですね♪
【オプション料金】
●エサやりバス(所要時間80分):1,300円
●サファリバス(所要時間70分):800円
※その他、入園料+入場料(車利用の場合)が別途必要となります。
編集部イチオシの「飼育体験バス(土・日・祝日限定)」
編集部がとくにお勧めなのがこちらの「飼育体験バス」コース。中型バスで周遊し動物たちをより身近に感じられ、本コースだけの「専用ルート」や、担当飼育員が案内してくれる「猛獣舎内でのホワイトタイガーエサやり体験」など、特別な体験を楽しめます。
エサづくり体験
出発前に、総合案内所の傍にあるスペースで動物たちの「エサづくり体験」を行います。まずは牧草の束を適量にまとめて行きます。少々大雑把な結び目に、、仕上がりに性格差がでますね(笑)
こちらは、「ホワイトタイガー」用のエサづくりの様子。お肉は「牛肉」とのことで、なかなか贅沢なモノを食べていますね。
ここでワンポイントアドバイス、お肉をちょっと小さめに切っておくと「エサやり体験」をちょっと多く楽しめて得した気分になれますよ!
専用コースで動物たちに大接近!
「飼育体験バス」コースでは、一部通常では通れない「専用コース」を進んで行きます。運転を気にせず動物を見ていられるので、個人的にはバスでの周遊をお勧めします。
「専用コース」では、アメリカバイソンの群れの中を進んで行き、ガラス越しにこの迫力を味わえます!
「ウォーキングサファリゾーン」でのエサやり体験
「飼育体験バス」コースのエサやり体験は、ここ「ウォーキングサファリゾーン」で行います。サファリゾーンの中央部付近にあり、バスから降りてエサを抱えながらゾロゾロと歩いて向かいます。
お立ち台に登ったヤギへの「エサやり体験」の様子。生暖かい舌の感触が、今でも手のひらに残っていますw
こちらは、奈良の鹿でお馴染みの「鹿せんべい」をあげているシーン。せんべいは、相変わらずの人気でした。
猛獣舎内での「エサやり体験」
「ウォーキングサファリゾーン」の奥にある猛獣のイラストが描かれた扉の向こうには、お待ちかね「ホワイトタイガー」がいる猛獣舎となっています。
出発前に切ったお肉に「ビタミン剤」などを塗して、順番にエサやり体験を行なって行きます。
柵越しながらもこの迫力! そして、たまに見せる猫の様な仕草に何とも癒されます。
【オプション料金】
●飼育体験バス(土・日・祝日限定、所要時間110分):2,600円
●フルコースバス(平日限定、所要時間100分):2,000円
※その他、入園料+入場料(車利用の場合)が別途必要となります。
「サファリゾーン(全コース共通)」の見どころ紹介!
高い柵に囲まれた「サファリゾーン」は、地域毎に6つのエリア区切られており「ライオン・ベンガルトラ・水牛・シロサイ」など100種 1,000頭羽もの動物たちの姿を、車内から間近で見学することができます。
お勧めの時間帯は、動物たちが活発に活動する「開園直後」か「閉園間際」が狙い目! 期間限定で「ナイトサファリ」も開催されます。
①アフリカゾーン
入口すぐにある「アフリカゾーン」では、動物園でお馴染みの「アミメキリン・シロサイ・シマウマ・バファロー」などを見学できます。この大きなサイに突進されたら、普通車などひと溜まりもないですね。。
②アメリカゾーン
「アメリカゾーン」では、迫力のある「アメリカバイソン」や、「アメリカエルク」などを見学できます。途中、小さな滝があり臨場感をリアルに演出しています。
③日本ゾーン
ちょっと地味目な「日本ゾーン」では、「ツキノワグマ・ニホンザル・ニホンジカ」といった日本人に馴染みのある動物たちが過ごしています。一見大人しそうな「ツキノワグマ」ですが、過去に重大事故を起こしていたりと自然を甘く見てはいけません。
④アジアゾーン
「アジアゾーン」では、「ヒトコブラクダ」や「アキシスジカ」などが飼育されています。また、柵越しではありますが、国内に2頭しかいない希少な「スマトラゾウ」もお見逃しなく!
⑤トラゾーン
その名の通り「ベンガルトラ」や「ホワイトタイガー」が飼育されているゾーン。国内で25頭しか飼育されていない「ホワイトタイガー」ですが、その内の10頭がここ「群馬サファリパーク」で飼育されています。
⑥ライオンゾーン
「ライオンゾーン」では、百獣の王「ライオン」の迫力があるシーンを見学できるかと思いきや、油断しまくりのこの姿(笑)
ある意味で、天敵がいない王者の風格と言えなくもないですかね。「エサやりバス」コースでは、ここで「エサやり体験」を行います。
「ウォーキングサファリゾーン(全コース共通)」の見どころ紹介!
サファリゾーン内にある「ウォーキングサファリゾーン」は、駐車場に車を駐めて徒歩で見学できる動物園の様なゾーンとなっています。ここでは、「ライオン」や「ホワイトタイガー」をはじめ、「ダチョウ」や「ヤギ」など様々な動物たちと触れ合えます。
何故か隅っこに追いやられていた「カピパラ」。後日ニュースで知ったのですが、エサやり体験中に女児に襲い掛かった「カピパラ」ご本人だった様です。。
草食動物たちへの「エサやり体験」
一部を除く草食動物には、直接エサをあげることができます。こういった経験は、大人になっても覚えていたりするので、ぜひご家族でお楽しみいただきたい。
小さなお子様には、大人しい「ロバ」へのエサやり体験がお勧めです。アグレッシブな「ヤギ」と比べると、親御さんも非常に安心できます(笑)
オオカミの森
「オオカミの森」には、絶滅が危惧される「オオカミ」の繁殖と展示を目的とした施設が併設されています。
Wild CATS World
「Wild CATS World」では、「ホワイトタイガー」をはじめ、「ライオン・ユキヒョウ・ジャガー・チーター」など約10種類のネコ科動物が飼育されています。ここでも「エサやり体験」を行えるので、ぜひチャレンジしてみてください!
「ホワイトタイガー」も柵越しに見学でき、もちろん「エサやり体験」も可能です。
ふっと見上げると「アムールヒョウ」を下から除く事ができ、この大きな「肉球」は必見です!
「アミューズメントゾーン(遊園地)」の見どころ紹介!
サファリゾーンに隣接する「アミューズメントゾーン」には、昭和レトロ感が漂う「遊園地」や「リトルファーム」「バードパーク」といった動物と触れ合える施設があります。また、ゾーン内にはちょっとした「フードコーナー」も設置されています。
滞在中、非常に気になった「洞窟探検」アトラクション。時間の関係で見学できなかったのが、とても心残り。
「洞窟探検」400円
バードパーク
「アミューズメントゾーン」内にある小さな動物園。入園時、入口にある「料金箱」にお金を入れるシステム。園内には、約10種類の鳥類や小動物たちが飼育されています。
園内では、猛禽類や大型インコによる「フライングショー」や、ペンギンの「もぐもぐタイム」などを見学することができます。
「バートパーク入園料」200円
リトルファーム
観覧車の手前にある「リトルファーム」は、小動物たちとのふれあいコーナーとなっています。
ミニチュアホースをはじめ、ヤギ・ウサギなど、小さなお子様でも安心して「ふれあい体験」を楽しめます。
イベントホール
レトロな佇まいのイベントホールでは、様々なイベントが開催されます。ちょうどこの日は、人気アニメの声優イベントが行われ、首都圏から沢山のファンが訪れていました。
群馬サファリパークキャンパス
前橋市にある「中央動物看護専門学校」と連携協定を結び、2021年(令和3年)4月に動物飼育学科「群馬サファリパークキャンパス」が開設され実習生の受け入れなどを行なっています。
スーベニアショップ「マルシェ(売店)」
「群馬サファリパーク」内で唯一のお土産スポット。オリジナル商品や、近隣の土産品など様々な商品を販売しています。
レトロな外観とは異なり、店内は広々と清潔感があります。来園記念に気になるグッズをゲットしましょう!
とくに、群馬サファリパークのアイドル「ホワイトタイガー」関連の商品が充実しています。ぜひ、お気に入りの一品を見つけてみてください。
店内の一角で、思わぬ「お宝」を発見! 1988年(昭和63年)12月に開催された「Bad World Tour」日本公演中に来園した際に残した「マイケル・ジャクソン」の直筆サインを含むレアな記念品が展示されています。
レストラン「サバンナ」
メインの食事処でもある「レストラン サバンナ」。120席ある店内ではゆったり食事を楽しめ、他では中々お目にかかれない様な「珍しいメニュー」もあります。また、屋外にあるテラス席では「バーベキュー」を楽しむこともできます。
注文方法は「セルフレストラン形式」となっており、『①座席の確保 → ②券売機食券を購入 → ③食券を持ったまま座席で待つ → ④呼び出しのアナウンスがあったらカウンターに料理を受け取りに行く』という流れになります。
座席を確保する前に「食券」を購入してしまうと、最悪食べる所がないという状況になる可能性もあるので注意が必要。
こちらは、新メニューの「上州ぎゅ~うバーガー」。上州牛を使用したボリューム感たっぷりのメニューですが、価格を考慮すると、もう一息改善の余地があるかなと。バンズを軽く焼くだけでもクオリティーがワンランク上がりますからね。
「上州ぎゅ~うバーガー」1,800円
珍しいお肉を楽しめる「よくばりサバンナセット」。写真左側が「カンガルー」で、右側は「クロコダイル(ワニ)」とレアなメニューとなっています。「カンガルー」はジビエっぽく、「クロコダイル」は鶏肉の様なお味じでした。
「よくばりサバンナセット」1,500円
ファーストフード「オークウッド」
ファーストフード「オークウッド」では、ソフトクリームなどのスイーツや軽食メニュー、各種ドリンク類が販売されています。「タイガーソフト」のPOPがレトロで良い味だしてますね!
入口すぐにある券売機で食券を購入し、カウンターで商品と引き換えます。店内にも座席が用意されていますが、店外にある「無料休憩所」でゆったりいただくのがお勧め。
こちらは、アニメ「メイドインアビス」とのコラボメニュー。良くも悪くも昔ながらの懐かしい「かき氷」でした。まぁ、オリジナルコースター目当てで注文したのですがね。
「ソフトクリーム on かき氷」600円
「群馬サファリパーク」の基本情報
営業時間
●3月~10月:9:30~17:00(最終入園 16:00まで)
●11月~2月:9:30~16:30(最終入園 15:30まで)
定休日
●水曜定休(特別期間を除く、水曜が祝日の場合は営業)
※特別期間:春休み・GW・夏休み・年末年始12/28~1/7は無休となります。
入園料
●大人 2,700円(高校生以上)
●小人 1,400円(3歳~中学生)
【JAF会員優待施設】
●入園料:大人(高校生以上)300円引、小人(3歳~中学生)300円引
※入園時にJAF会員証を提示(対象者5名)。
「群馬サファリパーク」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●上信電鉄 上州富岡駅よりタクシーを利用 約15分
車を利用の場合
●上信越自動車道 富岡I.C.より約12分
駐車場
●普通車 1,500台(入場料 500円)、バス 100台(入場料 500円)
【施設概要】
●施設名:群馬サファリパーク
●所在地:群馬県富岡市岡本1
●URL:https://www.safari.co.jp