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−目次−
栃木県の自然と歴史・文化を学べる「栃木県立博物館」とは
栃木県宇都宮市にある「栃木県立博物館」は、県内の『自然と文化のあゆみ』をテーマに、1982年(昭和57年)10月に開館しました。
館内は、地質時代から現在までの歴史・文化を紹介する「展示室1」と、県内の身近な自然や生き物などを紹介する「展示室2」をメインに構成されています。
また、年に数回「企画展」や「テーマ展」が実施されるほか、研究員による講座や体験学習などのイベントも行われ、栃木県の「今と昔」を楽しく学べる施設です。
「栃木県立博物館」の見どころをご紹介!
入口すぐにある「エントランス」
ローズオーロラとも呼ばれるポルトガル産大理石を使用した開放感ある空間に、「受付(券売所)」や「売店(ミュージアムショップ)」などが設置されています。
広いスペースを使ってイベント開催時の「オリエンテーション」が行われるほか、最新の研究結果などを紹介する「パネル展示コーナー」などもあります。
日光の自然を学ぶ「スロープ展示」
受付を終えて目に飛び込んでくるのは、1階と2階を結ぶ全長72mある螺旋状の「スロープ展示」です。
ここでは、国立公園にも指定される「日光」の大自然をパネルやジオラマを用いで詳しく紹介しています。
標高600mにある「日光東照宮・神橋」付近から、いろは坂を登って標高2,578mにある「日光白根山頂」までの生物垂直分布をこのスロープを利用して見事に表現しています。
こちらは、奥日光の地中を模したジオラマで、ミミズやモグラがとてもリアルに再現されていますね。
最新の技術を使用しているわけではありませんが、工夫を凝らした展示で子供だけでなく大人でも十分納得の展示内容になっています。
栃木県の歴史・文化を学ぶ「展示室1」
スロープ展示を上り切ると正面に「展示室1」への入り口が見えます。その奥には恐竜の化石などが見えてちょっとワクワクしますね♪
ここでは、主に地質時代から現在までの歴史を常設展示し、各時代の時間軸に沿った展示物とパネル解説によって詳しく紹介されています。
県内の集落跡にあった貝塚や土器・石器、中世城郭のジオラマなど当時の人々の暮らしに触れます。
県内には古墳などの史跡も多く、古墳時代から下野国(しもつけのくに)と呼ばれていた頃の出土品(一部複製)など見応えがあります。
栃木県の自然と企画・テーマ展示「展示室2」
「展示室2」は、栃木県に所縁のある人文系展示・企画展示・自然系常設展示で構成されています。
企画展示室では年に数回テーマに沿った展示が行われ、「ダンゴムシ虫」をテーマにした展示などマニアックなモノも(笑)
自然系常設展示では、日光をはじめ身近な自然や地学・植物・生物をジオラマやパネル展示で詳しく紹介しています。
こちらは、奥日光に生息する野生動物の剥製展示です。若干不謹慎かもしれませんが、ウリ坊の剥製が可愛いですよね。。
世間を騒がす「クビアカツヤカミキリ」の標本展示。特定指定外来生物に指定され桜や梅・桃の木を枯らす原因となる厄介者。もし見かけたら一匹残らず駆逐しちゃってください。
博物館「レストラン」
2階の奥にあるレストランでは、日光連山を眺めながら食事を頂くことができます。
ランチメニューやそば・うどんなどの定番メニューを楽しめ、可も不可もない写真通りの満足感でした。
「Aランチ(手作りハンバーグ・スープ・ライス付)」1,000円
売店コーナー「ミュージアムショップ」
1階入り口付近にある「ミュージアムショップ」では、関連書籍やオリジナルグッズ・各種土産品などが販売されています。
編集部オススメ!雑味のないスッキリとした飲み口の博物館オリジナルブレンド「みーたんコーヒー」。
ちなみに、『みーたん』とは栃木市で出土した「ミミズク土偶」がモデルの栃木県立博物館のマスコットキャラクター。
「みーたんコーヒー」180円
講座や講演が行われる「研修室・講堂」
1階北側部には、研修室(定員50名)と講堂(定員200名)があり、様々な講座や講演会が行われます。
「栃木県立博物館」の近隣のホテルを紹介
栃木県立博物館のある宇都宮市街地には、シティーホテルやビジネスホテルなど大小様々な宿泊施設があります。
旅の目的に合わせて最適な宿をチョイスしましょう!
「栃木県立博物館」の基本情報
開館時間
●9:30~17:00(最終入館 16:30)
休館日
●月曜日(祝日の場合は翌日、祝祭日の翌日の土日は除く)、12月28日~1月4日
※その他、臨時休館日あり。
入館料
●大人 260円、大学・高校生 120円、中学生以下 無料
※20名以上は団体料金があります。
お得なJAF優待施設!
●入館された方に、オリジナルグッズを1点進呈。
※受付時にJAF会員証を提示してください。(会員のみ)
「栃木県立博物館」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR宇都宮駅または東武宇都宮駅よりバスを利用「中央公園博物館前」下車 徒歩約8分
車を利用の場合
●東北自動車道 宇都宮I.C.または鹿沼I.C.より約20分
駐車場情報
●普通車 165台、大型車 10台(無料)
※博物館北側駐車場・栃木県中央公園 東側駐車場を利用ください。
【施設概要】
●施設名:栃木県立博物館
●所在地:栃木県宇都宮市睦町2-2
●URL:http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp
近隣スポット①「栃木県中央公園」
博物館に隣接する「栃木県中央公園」は、『水と緑と文化』をテーマに昭和天皇御在位50年を記念して整備された都市公園です。
宇都宮市の中心街に位置し、市街地とは思えない「豊かな緑」と「4つの池」で構成された園内では、テーマの如く「水と緑」のシンフォニーを感じることができます。
フランス式の庭園・日本庭園・博物館からなる和洋折衷の調和が図られ、見どころも多く散策にお勧めです。
「栃木県中央公園」の基本情報
開園時間
●3〜9月:5:00〜20:00
●10〜2月:5:30〜18:00
休園日
●無休
入園料
●無料
「栃木県中央公園」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR宇都宮駅または東武宇都宮駅よりバスを利用「中央公園博物館前」下車 徒歩約8分
車を利用の場合
●東北自動車道 宇都宮I.C.または鹿沼I.C.より約15分
駐車場情報
●普通車 165台、大型車 10台(無料)
【施設概要】
●施設名:栃木県中央公園
●所在地:栃木県宇都宮市睦町2-50
●URL:https://t-chuokoen.jp/
近隣スポット②「ペニーレイン 鶴田店」
博物館から車で2分ほど、ビートルズをモチーフに那須高原で有名なベーカーリーショップ「ペニーレイン」の3号店。
店内はお馴染みの英国基調で、市街地に立地するも非日常感を感じられます。もちろん定番の「ブルーベリーブレッド」も健在!
併設のカフェスペースでは、買ったばかりのパンとコーヒーなどのドリンクを頂くことができます。
「イマジンブレンドコーヒー(W)」370円
「ペニーレイン 鶴田店」の基本情報
営業時間
●7:00~20:00
休業日
●無休
「ペニーレイン 鶴田店」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR日光線 鶴田駅よりタクシーで約8分
車を利用の場合
●東北自動車道 宇都宮I.C.または鹿沼I.C.より約10分
駐車場情報
●普通車50台(無料)
【施設概要】
●施設名:ペニーレイン 鶴田店
●所在地:栃木県宇都宮市鶴田3-1-4
●URL:https://pennylane.company/
近隣スポット③「野口雨情旧居」
博物館から車で3分ほどの所に、日本を代表する童謡の作者「野口雨情」の旧居があります。
1944年(昭和19年)、戦禍を逃れ疎開と病気療養のため東京からこの地に転居し、晩年を過ごしました。
木造平屋建ての居室4室と台所・浴室を配する住宅建築で、地域の歴史的景観に寄与しているものとして国の登録有形文化財に登録されました。外観のみ見学が可能で、敷地内には記念碑などが建てられています。
「野口雨情旧居」から鹿沼街道を隔てた北側に「あの町この町」を彫った詩碑が建てられていて、雨情と地域の結びつきの強さを感じます。
「野口雨情旧居」の基本情報
開館時間
●見学自由(外観のみ)
入館料
●無料
「野口雨情旧居」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR宇都宮駅より関東バス「長坂経由新鹿沼」行き利用「羽黒下」下車 徒歩約3分
車を利用の場合
●東北自動車道 宇都宮I.C.または鹿沼I.C.より約10分
駐車場情報
●普通車 7台(無料)
【施設概要】
●施設名:野口雨情旧居
●所在地:栃木県宇宇都宮市鶴田町1740