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−目次−
陽が昇る東の大地に鎮座する「常陸国出雲大社」とは
茨城県笠間市にある「常陸国出雲大社」は、島根県の出雲大社より分霊し、1992年(平成4年)12月に創建した新しい神社。2014年(平成26年)9月には、出雲大社教とのゴタゴタにより独立し「単立宗教法人」となっています。
主祭神は「大国主大神」で、縁結び・商売繁盛・厄除け・病気平癒といったご利益で知られ多くの参拝者が訪れます。
総檜造りの「御本殿」をはじめ、日本最大級の「大しめ縄」はまさに圧巻! その他、境内には現代アートを展示する「ギャラリー桜林」、ガラス体験工房や食事を楽しめる「出雲館」などもあり、伝統を重んじる神社には珍しい充実した施設も魅力です。
「常陸国出雲大社」境内の見所を紹介!
拝殿と大しめ縄
「諏訪大社本宮」の脇拝殿様式を取り入れたという「拝殿」には、長さ16m・重さ6トンある日本最大級の「大しめ縄」が掛けられ、その迫力に圧倒されます。参拝方法は、島根の出雲大社に倣って「2礼4拍手1礼」となるのでお間違いなく。
御本殿
大国主大神をお祀りする御本殿は、陽が沈む国「出雲(島根県)」から、長野県の「諏訪大社」を経由し、陽が昇る国「常陸(笠間市)」を直線で結ぶ位置に鎮座しています。
龍蛇神社
「龍蛇神」とは、大国主大神の御使神として知られます。水に住む「龍」信仰からは、火難除け・水難除けの守護神。地に住む「蛇」信仰からは、土地の災難除けの守護神としての信仰があります。
薬神神社
医療・薬学の神様として知られる「少名彦神」をお祀りし、病気・怪我からの快気や、癌封じの祈願に参拝者が訪れます。
大鳥居
社務所へ続く階段の手前に建てられた「大鳥居」は、地元で採掘される最高級石材「稲田石」で作られています。高さ約11m・笠木約14mと、明神鳥居形式としては国内最大級の大きさを誇ります。
展望台
拝殿正面の左手には「展望台」が整備され、ベンチが設置されているので景色を眺めながら小休止できます。
境内にの西側には、筑波山を背景に長閑で美しい「里山風景」が広がっています。
社務所
2023(令和5)年3月にオープンしたばかりの新しい社務所。施設内には、神札・祈祷受付所、待合休憩室、アートホール、挙式控室、着付室、祈祷儀式殿などが整備されています。
林彩館(りんさいかん)
林彩館は、秋田県の豪農「畠山家」の米蔵を移築した建物で、ギャラリースペースとして使用されています。
ギャラリー内では、現代アーティストの伊藤遠平氏によるオリジナルキャラクター「モクモクフー」を題材とした立体作品や、絵画が展示されています。
●開館時間:10:00~15:00
●休館日:不定期(月毎に変動)
●入館料:300円
出雲館
出雲館の館内には、お食事処「ぷりえーる」、ガラス体験工房「神魂」、ガラス小物や土産品などを販売する「ショップコーナー」があります。
●営業時間:10:30~15:00
●定休日:水曜他不定休
●営業時間:10:00~16:00(平日)、9:30~16:30(土日祝)
●定休日:水曜日
桜林館
桜林館1階は、ギャラリースペース「ギャラリー桜林」、2階は「披露宴会場」や「会食会場」として利用されています。
年4回の企画展が開催され、神社境内から現代アートを発信する試みが注目を集めています。
●開館時間:展示会毎に異なる
●休館日:展示会毎に異なる
●入館料:無料
樹木葬霊園
御本殿奥にある裏山は「樹木葬霊園」となっており、墓石の代わりに樹木をシンボルにする新しい概念の霊園です。単立宗教法人らしく、自由な発想で個人的にもアリだなと思いました。
「常陸国出雲大社」の基本情報
営業時間
●8:00~17:00(境内施設によって異なる)
休業日
●年中無休(境内施設によって異なる)
「常陸国出雲大社」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●JR水戸線 福原駅より徒歩約7分
車を利用の場合
●北関東自動車道 笠間西I.C.より約5分
駐車場
●普通車 300台、大型バス可(無料)