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−目次−
名水の里「出流原弁天池(磯山弁財天)」とは
栃木県佐野市にある「磯山公園」には、県指定の天然記念物で日本名水百選にも選定される湧水池があります。
清らかに澄んだ池には大きな鯉が優雅に泳ぎ、豊かな緑と清涼感を感じる地元の憩いの場として親しまれています。
佐野七福神の「磯山弁財天」や「赤見温泉」「フィッシングフラワーパーク」といった周辺スポットがあり週末は多くの行楽客で賑わいます。
「磯山三峰神社登山道」でお手軽ハイキング
「出流原弁天池」の裏山にはハイキングコースが整備されており、20〜30分の程良いハイキングを楽しめます。
この山のどこかに「朝日長者」の財宝が眠っているんですかね?
距離は短いですが普通に山道となっており、しっかりした靴で登ることをお勧めします。
また、水辺に近いからか蚊などの虫が多く「虫除けスプレー」も忘れずに!
地元に伝わる「朝日長者の伝説」
その昔、出流原に朝日長者が何不自由なく暮らしていましたが、ただ子宝には恵まれず長者夫婦が出流原弁天に子授けの願をかけると、美しい女の子が生まれ「鶴姫」と名付け大切に育てられました。
「鶴姫」が18歳の時、山に遊びに入ったまま行方不明となり、大切な娘を亡くした長者夫婦に「姫は弁天池の鯉となり、龍神となって昇天するためには莫大な財宝が必要になる」との神様からのお告げがありました。
そこで長者は娘のためにと後山に財宝を埋め「朝日さす夕日輝く木の下に、うるし千ばい黄金億々」という宝の在り処を示した歌が残されています。
栃木県指定天然記念物「出流原弁天池」
豊かな樹木に覆われた周囲138mの丸い池には鯉が泳ぎ、池底が見えるほど水は透き通っており利根川水系「出流川」の水源でもあります。
日本名水百選「出流原弁天池湧水」について
秩父古生層と呼ばれる石灰岩質の地層を通った湧水は炭酸水素カルシウムを多く含み、硬度は平均76.5mg〜92.5mg/Lの飲みやすい軟水です。
水温は年間を通して16℃を保ち、水量は約2,400t/日と豊富で飲用のほか、鯉やマスなどの養殖や農業用水にも使用されています。
「出流原の名水」を持ち帰れます!
湧水の持ち帰りについては「ホテル一乃館」もしくは「福寿荘売店」へお尋ねください。
そこで専用ボトルが販売されていますので、お土産に名水を持ち帰ることができます。
【施設概要】
●施設名:出流原弁天池
●所在地:栃木県佐野市出流原町1117
水の神様を祀る「涌釜神社」
1913年(大正2年)に現在地に造営遷宮され、「出流原弁天池」の隣に鎮座しています。
「水の神様」と並んで「子守りの神様」として子連れの参拝者が多く訪れます。
また、「人丸様」という神様が持っていた杖で岩を突いたところ、水が湧いて出たという伝説が残っており、「涌釜神社」には「人丸神社」も合わせて祀られています。
「涌釜神社」の境内には、松尾芭蕉の句碑があり「このあたり目に見ゆるものみな涼し」と詠まれています。
【施設概要】
●施設名:涌釜神社(わっかまじんじゃ)
●所在地:佐野市出流原町2123
佐野七福神のひとつ「磯山弁財天」
948年(天歴2年)に唐沢山城主の藤原秀郷が創建したと伝えられています。
かつては「磯山弁財天」も「出流原弁天池」の小島に祀られていましたが、地元「水車講」の厚い信仰により現在位置に安置されました。
国内でも山腹に安置されている弁天堂はこの「磯山弁財天」のみだそうです。
鎌倉時代に再建されたといわれる本殿は、「釘を使わない」という当時の建築美を今に伝える、貴重な文化財です。
本殿には、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛の神様として知られる「白蛇」が祀られています。
朱塗りの本殿からは、佐野市内を一望する絶景を楽しめます。長い階段を登ってきた人だけが見れるご褒美ですね。
弁天像の奥にある「風穴洞」からは、ひんやり清涼な風が吹き出てきます。
【施設概要】
●施設名:磯山弁財天
●所在地:栃木県佐野市出流原町1117
「出流原弁天池(磯山弁財天)」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●JR両毛線 佐野駅、東武佐野線 佐野駅より市営バスで「赤見温泉」下車すぐ
●東武伊勢崎線 足利市駅よりタクシーで約20分
車を利用の場合
●東北自動車道 佐野藤岡I.C.より約30分
●北関東自動車道 佐野田沼I.C.より約15分
●北関東自動車道 足利I.C.より約15分
駐車場情報
●普通車 3台(無料)
※満車時には「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」の駐車場を利用可能。
【施設概要】
●施設名:磯山公園駐車場
●所在地:栃木県佐野市出流原町
楽しみ方いろいろ「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」
「出流原弁天池」からの湧水を利用した釣り池で、お子様からご年配まで気軽に釣りができる地域の憩いの場。
約2万坪の敷地内には「ボート乗り場」や「日本庭園」などもあり、四季折々で楽しむことができます。
「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」の基本情報
営業時間
●9:00〜17:00
休業日
●火曜日定休(祝日・春休み・夏休み・冬休み期間中は営業)
利用料
●竿代(1本 餌付き):400円
●マス持ち帰り(1匹 加工込み):270円
●マス炭火焼(1匹・加工込み):430円
「赤見温泉フィッシングフラワーパーク」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●JR両毛線 佐野駅、東武佐野線 佐野駅より市営バスで「赤見温泉」下車すぐ
●東武伊勢崎線 足利市駅よりタクシーで約20分
車を利用の場合
●東北自動車道 佐野藤岡I.C.より約30分
●北関東自動車道 佐野田沼I.C.より約15分
●北関東自動車道 足利I.C.より約15分
駐車場情報
●普通車 200台(無料)
【施設概要】
●施設名:赤見温泉フィッシングフラワーパーク
●所在地:栃木県佐野市出流原町1262
●URL:http://www.ichinokan.co.jp/findex.html
レトロでモダンな「ホテル一乃館」
創業1920年(大正9年)出流原弁天池のすぐ隣に建つ老舗旅館。
館内には、アンティークなインテリアや小物が多数展示されおり大正ロマンの空間を演出しています。
入り口すぐにある販売コーナーでは、磯山弁財天の「御朱印」や「絵馬」「木札」などを購入することができます。
館内レストラン「グリル」では喫茶や食事をすることができ、弁天池の湧水を使用した「名水コーヒー」はぜひ味わっていただきたい。
窓から日本庭園を眺め、レトロな雰囲気を感じながら散策の疲れを癒しましょう。
「名水コーヒー・ホットドックセット」850円
「ホテル一乃館」の基本情報
営業時間
●チェックイン:15:00〜18:00
●チェックアウト:〜10:00
●ランチ・喫茶・日帰り入浴については「公式サイト」を参照ください。
休業日
●不定期
宿泊費
●1泊2食付(2名1室利用):15,000円/人(税別)
「ホテル一乃館」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●JR両毛線 佐野駅、東武佐野線 佐野駅より市営バスで「赤見温泉」下車すぐ
●東武伊勢崎線 足利市駅よりタクシーで約20分
車を利用の場合
●東北自動車道 佐野藤岡I.C.より約30分
●北関東自動車道 佐野田沼I.C.より約15分
●北関東自動車道 足利I.C.より約15分
駐車場情報
●普通車 80台(無料)
【施設概要】
●施設名:ホテル一乃館
●所在地:栃木県佐野市出流原町1262
●URL:http://www.ichinokan.co.jp
工場直売「名水とうふの里 丁庵」
銀座三越にも出店している名水仕込みのこだわり豆腐「丁庵豆腐」の工場直売店です。
豆腐をはじめ、「がんも」や「あぶらあげ」といった定番から直売店ならではの「オリジナル商品」まで多くの商品が販売されています。
毎月第二・第四 日曜日は「日曜市」として特売セールが実施されており、人気商品はすぐに売り切れになってしまいます。
美味しい豆腐の豆乳はやはり美味! 濃厚だけどクセがなくスッと飲めてしまいます。
「搾りたて豆乳」120円
「名水とうふの里 丁庵」の基本情報
営業時間
●9:00~17:30
休業日
●無休
「名水とうふの里 丁庵」へのアクセス方法
電車を利用の場合
●JR両毛線 佐野駅、東武佐野線 佐野駅より市営バスで「赤見温泉」下車 徒歩約3分
●東武伊勢崎線 足利市駅よりタクシーで約20分
車を利用の場合
●東北自動車道 佐野藤岡I.C.より約29分
●北関東自動車道 佐野田沼I.C.より約14分
●北関東自動車道 足利I.C.より約14分
駐車場情報
●普通車 5台(無料)
【施設概要】
●施設名:名水とうふの里 丁庵
●所在地:栃木県佐野市出流原町1148
●URL:http://yoshikoshi.co.jp