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−目次−
群馬の名峰、上毛三山の一座「赤城山」とは
群馬県のほぼ中央に位置する「赤城山」は、「榛名山」や「妙義山」と並び上毛三山の一座に数えられる県を代表する名峰です。また、「日本百名山」及び「日本百景」にも選定されており、「登山やハイキング」をはじめ「キャンプ・わかさぎ釣り」などを楽しめる「高原リゾート」としても知られ、南山麓には「赤城温泉郷」があります。
実際には「赤城山」と呼ばれる山があるのではなく、主峰の黒檜山(1,828m)をはじめ、駒ケ岳(1,685m)、地蔵岳(1,674m)、小地蔵岳(1,574m)、長七郎山(1,579m)などからなる山々の総称となっています。
主峰の「黒檜山」山麓には「赤城神社」が鎮座し、山麓各地に里宮が存在し、関東一円には約300社もの末社が分布するパワースポットとしても人気です。
「赤城山」の山DATA
・名称:赤城山(あかぎやま)
・主峰:黒檜山(くろびさん)
・所在:群馬県前橋市富士見町
・標高:1,828m
・気温:6月 18℃/9℃、7月 21℃/13℃、8月 23℃/14℃、9月 18℃/10℃
「赤城山」の読み方って?
赤城山の読み方ですが主に「あかぎさん」「あかぎやま」の2通りがあります。
どちらも間違いでは無いのですが、群馬県の郷土かるたである「上毛かるた」の読み札に「裾野は長し赤城山(あかぎやま)〜」とあり、地元群馬県民の間では「あかぎやま」が多数派な様ですね。
「日本百名山」をより楽しめるガイドブック!
赤城山ならではの複数の「登山ルート」
それぞれの山頂を目指すための登山コースが複数整備され「大沼」や「小沼」といった、アクセスの良い山麓を起点とした安全なルートが多く、赤城山ならではのバラエティに富んだ大自然を満喫できるのが魅力。
また、遭遇件数は少ないですが「ツキノワグマ」が生息しており、冬眠明けの春と冬眠に備える晩秋などは特に注意が必要です。効果の程はなんともですが、私は毎回「熊鈴」を携帯しています!
赤城山のメイン「黒檜山・駒ヶ岳」コース
日本百名山「赤城山」の最高峰を目指して、ややハードに登る代表的なルートです。
真夏でもひんやりと涼しい標高1,800m級の登山ですが登山道は分かりやすく、初級者でも無理なく山頂を目指せます。
「黒檜山〜駒ケ岳」の稜線歩きは、開けた景色を楽しみながら気持ちの良いハイキングを満喫できます。
【コース概要】
●中級者向き:4.9km
●ベストシーズン:5月中旬~10月中旬
●コースタイム:3時間30分
●コースMAP:詳細MAPを見る
ヤマノススメでお馴染み!「地蔵岳」コース
花の百名山の一座である「地蔵岳」山頂には「一等三角点」があり、名前の通り多くの「地蔵」と「電波塔」が独特の雰囲気をつくり出し印象的な光景となっています。
白樺純林の山道を登り切った山頂からは「大沼・小沼」や「関東平野」を見渡せ、赤城随一といわれる眺望は伊達ではありません。
ちなみに、「ヤマノススメ サードシーズン」のイメージカットはこの辺からの景色ですかね?
(撮影当日はあいにくの天候でしたが、何とか大沼が顔を出してくれました)
【コース概要】
●初級者向き:3.5km
●ベストシーズン:5月中旬~10月中旬
●コースタイム:2時間3分
●コースMAP:詳細MAPを見る
初心者にお勧め「長七郎山・小地蔵岳」コース
「小地蔵岳・長七朗山」が小沼を取り囲む様に聳えた姿を楽しめる「初心者向けのコース」となっています。
短時間で登れる「長七郎山」からは、「小沼・大沼」を眼下に「地蔵岳」を眺めながら、気軽に赤城の絶景を楽しめます。
また、「小地蔵岳」山頂付近は眺望なども特になく、登山ルートの中継地として経由する感じでしょうかね。
【コース概要】
●初級者向き:6.2km
●ベストシーズン:5月中旬~10月中旬
●コースタイム:2時間20分
●コースMAP:詳細MAPを見る
「赤城神社」で登山の安全を祈願しよう!
創建は不明とされますが、万葉集には「久路保の嶺ろ」と記されており、8世紀頃までは「くろほのねろ」と称されていました。
赤城南麓を流れる「粕川」の水源としての信仰(大沼)と、赤城山主峰の「黒檜山」などへの雷神信仰と合わせて、赤城山そのものへの山岳信仰の影響を受けていると考えられています。
こちらは、「黒檜山」の山頂にある赤城神社。キツい山道を登って神社にたどり着いた時の達成感は格別です!
施設概要
施設名 | 赤城神社 |
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URL | http://akagijinja.jp |
所在地 | 群馬県前橋市富士見町赤城山4-2 |
アクセス | JR前橋駅より関越交通バスにて、富士見温泉経由、約1時間10分 ※土日祝日、直通バスが運行 |
駐車場 | あり |
「赤城山総合観光案内所」で観光情報をGET!
「白樺牧場」にある観光案内所には、軽食を楽しめる「喫茶スペース」、土産品などを購入できる「売店」のほか、赤城山に関わる歴史や文学、ゆかりの人物などを紹介する「展示コーナー」があります。
牧場を眺める展望台も整備され、春の「レンゲツツジ」や、秋の「紅葉シーズン」には多くの観光客が訪れます。
また、日本最大級の「ヒルクライムレース」のゴール地点でもあり、多くのロードレーサーが休憩所として利用しています。(車でお越しの方は自転車に注意!)
赤城名物のソフトクリーム、展望台から牧場の風景を眺めつつ食すソフトクリームは格別!
濃厚だけどしつこくなく、運動後のエネルギー補給にもオススメです。
「赤城山ソフトクリーム」330円
施設概要
施設名 | 赤城山総合観光案内所 |
---|---|
URL | http://www.city.maebashi.gunma.jp |
所在地 | 群馬県前橋市富士見町赤城山1-14 |
アクセス | JR前橋駅から関越交通バス富士見温泉行きで30分、終点富士見温泉で赤城山ビジターセンター行きに乗り換え30分、新坂平下車すぐ |
駐車場 | 普通車40台(無料) |
開館時間 | 期間中無休(営業期間は4月中旬から11月中旬まで) ※冬季シーズンは、11月中旬から4月中旬まで冬季閉鎖となります。 |
「赤城山」へのアクセス
首都圏から100km程度と気軽に目指せる日本百名山として人気があり、自動車なら県道4号線で山頂エリアまで行くことができ、駐車場も多数あり目的地に合わせて利用できます。
また、公共交通機関なら前橋駅からの直通バスのご利用が大変便利です。
自動車を利用の場合
赤城山の山頂(小沼)エリアへは、頭文字Dでお馴染みの道幅が広く運転しやすい県道4号線の利用がおすすめです。
並列する県道16号線は、フラワーパークや・千本桜などの周辺観光スポトへのアクセスにも利用できますが、山頂付近では道幅が狭く、冬季は閉鎖となりますので注意が必要です。
「関越自動車道」を利用
練馬I.C.〜前橋I.Cまで 約70分
街中を抜け、県道4号線に架かる大鳥居を越えて、草原を抜けると山頂へ続く峠道へ。
豊かな森林の中をドライブできるおすすめのルートです。
「北関東自動車道」を利用
伊勢崎I.C.〜上武道路を経て、県道4号線へ進みそこから赤城山山頂エリアへ。
関越道の渋滞がひどいときには都心方面からの迂回路にも利用できます。
電車を利用の場合
東京駅から新幹線で高崎駅まで 約60分
高崎駅からJR両毛線・小山方面行きで前橋駅まで 約15分
前橋駅から関越交通バス赤城山方面行き 約60分
前橋駅からの「直通バス」のご案内
土日祝日(通年運行)は前橋駅から赤城山ビジターセンター行きの直通急行バスが運行されます。