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自然と歴史を感じる「里山ハイキング」
足利市北部には足尾山地の山々が連なり、標高200〜400mの低山ながら変化に富んだハイキングコースが多くあります。
コース中の尾根からは赤城山や富士山、足利市街地や渡良瀬川をはさんで遠く関東平野の絶景を一望できます。
都心から80km程とアクセスも良く、歴史ある足利の観光と、里山登山を絡めたエコツーリズムに最適なエリアです。
「足利市の美しい山林を火災から守る条例」施行について
2022年(令和4年)4月1日より足利市内にある山林の屋外では、たばこ(電子タバコ含む)・たき火・花火・携帯コンロやストーブ・バーナーなどの使用が禁止となります。
栃木県内のハイキングガイドの決定版!
見どころ満点の「定番コース(天狗山ハイキングコース)」を紹介!
織姫公園~両崖山~天狗山〜織姫神社(約5.5km)を巡る、足利ハイキングの定番コースです。
縁結びで有名な「織姫神社」や平安時代に築城された「足利城跡」などの観光スポット、ちょっとした岩場の続く登山道など、足利の歴史と自然を両方楽しめます。
市民の憩いの場「織姫公園」からスタート!
織姫公園自体が、標高60〜160mの丘陵となり、眺望も良く「さくら、もみじ、つつじ」など、四季を通じて楽しめます。
また、足利県立自然公園ハイキングコースの出発地点として利用されます。
駐車場がある公園山頂部分に「機神山山頂古墳(はたがみやまさんちょうこふん)」があります。
古墳時代後期(6世紀後半)に作られた古墳で、周辺を支配していた首長の墓であったと考えられています。
残念ながら見学などは出来ませんが、山頂を利用した現存する数少ない前方後円墳として貴重なものだそうです。
【施設概要】
●施設名:織姫公園
●所在地:足利市西宮町
足利城の本丸跡「両崖山」
「♪ 守りて聳つ 両崖山や〜」っと、足利市歌にも歌われる、足利市のシンボル的な山です。
「両崖山」という名前を聞くとどんな危険な山かと緊張してしまいますが、程よい感じの初心者向けのコースです。
(勿論ですが、トレッキングシューズなどの基本装備は必須です)
標高248.5mの頂上付近は「足利城跡」となっており、現在は小さな「御嶽神社」が祀られています。
平安後期の山城で、藤姓足利氏初代の足利成行の時代とされ、1512年以降は長尾氏によって16世紀末まで使用されました。
周辺に石垣の一部が残っている様ですが、今回は散策せず先を急ぎます。
「両崖山」の山DATA
・名称:両崖山(りょうがいさん)
・所在:栃木県足利市
・標高:248.5m
・気温:6月 25℃/16℃、7月 29℃/20℃、8月 30℃/21℃、9月 26℃/17℃
360°の眺望を望む「天狗山」
標高258m程の山頂ですが、中々の眺望が楽しめます。
山頂付近は岩場が多いので気をつけて進みましょう。(足利の山はこういった地形が多いですね)
山頂には三角点と、可愛らしい天狗のお面が飾ってありました。
何やら運が良いと「木札(お守り)」をゲットできるらしいですよ!
天狗山からの下山中にある常念寺の「庚申塚」。数が多いのでちょっとビビりますね。
「天狗山」の山DATA
・名称:天狗山
・所在:栃木県足利市大岩町
・標高:258.6m
・気温:6月 25℃/16℃、7月 29℃/20℃、8月 30℃/21℃、9月 26℃/17℃
朱の社が眩しい「織姫神社」へ
本コースのゴール地点、産業振興・縁結びの神として祀られる、織姫神社へ向かいます。
しかし、ハイキングの最後にこの階段はキツイですね。。
実は、織姫神社から眺める足利の町は結構絶景だったりします。
また、「日本夜景遺産」としてデートスポットとしても知られます。
【施設概要】
●施設名:織姫神社
●URL:https://www.orihimejinjya.com
●所在地:栃木県足利市西宮町3889
「織姫公園(駐車場)」へのアクセス方法
車を利用の場合
●北関東自動車道 足利I.C.より約10分
駐車場情報
●普通車38台(無料)
電車を利用の場合
●JR足利駅より徒歩約30分
●東武足利市駅より徒歩約30分
「足利の低山登山」に最適な宿泊情報
足利市内に多くのホテルがあります。
旅の目的に合わせて最適なホテルをお選びください。