「いばらきフラワーパーク」バラと里山体験でアウトドアを満喫

「いばらきフラワーパーク」バラと里山体験でアウトドアを満喫

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令和三年、生まれ変わった「いばらきフラワーパーク」とは

いばらきフラワーパークの看板茨城県石岡市にある植物園「茨城県フラワーパーク」が、2021年(令和3年)4月29日にリニューアルされ、「いばらきフラワーパーク」としてグランドオープンしました。

いばらきフラワーパークのバラ園筑波山麓の里山風景に囲まれた広大な園内では、県花のバラをはじめ、四季折々の花々を楽しめる森や丘が広がります。
とくに、春(5月〜6月)と、秋(10月中旬~11月上旬)のシーズンには、満開のバラを求めて多くの見物客が訪れます。

「見る・香る・味わう・触れる・聴く」五感で感じる体験が新コンセプト

いばらきフラワーパークの園内MAP「見るから感じる」をコンセプトに、「五感」を使った体験を楽しめるのが、新しい「いばらきフラワーパーク」の特長。
花々の鑑賞をはじめ、里山の魅力を活かした「アウトドア体験」や、「八郷産の食材」を使ったグルメを堪能できます。

インフォーメーションの館内「インフォメーション」や「アトリエ」では、様々な「ワークショップ」や「アクティビティ」が行われます。

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北関東最大級の「バラ園」

いばらきフラワーパークのバラ園県内随一のバラの名所「いばらきフラワーパーク」の園内では、900品種以上もの様々なバラが咲き誇ります。
茨城県とバラの結びつきは古く、奈良時代の初期に編纂された「常陸国⾵⼟記」に出てくる『イバラ』という⾔葉が『いばらき』の由来とされ、県花に指定されています。

バラのトンネル(ROSE TUNNEL)

いばらきフラワーパークのローズトンネル入場して、エントランスを抜けると「バラのトンネル」が出迎えてくれます。濃いピンクの「ユイット・カンパーニュ」から始まり、奥に行くにつれ次第に薄くなり「12色のグラデーション」で彩られています。

「ユイット・カンパーニュ」とは
「ユイット・カンパーニュ」は、リニューアルを機に命名されたバラで、いばらきフラワーパークのある「八郷(やさと)」という地名にちなみ、フランス語で「八」を意味する『ユイット』、「郷」を意味する『カンパーニュ』から名付けられました。『ユイット』には、日本語で「結い」の意味も含まれ、『地域と結びつき助け合う』という願いが込められています。

バラテラス

バラテラスの様子「バラテラス」エリアでは、低農薬をコンセプトにサステイナビリティに配慮した「人にも地球にも優しいバラ」が栽培展示されています。

バラテラスの通路エリア中央には、バラと季節の花が一本の線状に配置され、「バラ・季節の花・バラ」の3本の線で川が流れるように見えるよう設計されています。

香りのバラ

香りのバラの休憩所「香りのバラ」エリアでは、100品種・5種の香り「ダマスク」「ミルラ」「ブルー」「フルーティ」「ティー」の違いを感じられます。

香りのバラ園通路からバラとの距離が近いので、鼻を近づけてバラの香りを感じながらのんびり散策を楽しめます。

色別バラ

色別バラゾーン「色別バラ」エリアでは、いばらきフラワーパークで栽培展示されている「全11色のバラ」を鑑賞できます。

色別バラの花「白・赤+朱赤・赤黒・オレンジ・黄色・ピンク・紫・青・グリーン・茶」といった、様々な色合いのバラが咲き誇ります。

藤棚の小径

藤棚の小径の様子例年GW頃に見頃を迎える「藤棚のトンネル」。タイミングが合えば「藤」と「バラ」の共演を見られるかもしれません!

藤の花のアップ藤の花といえば、お隣「あしかがフラワーパーク」の『大藤』が有名ですが、人ごみが程々でのんびり楽しめる「いばらきフラワーパーク」の藤もお勧めです。

季節の花

季節の花エリアの様子「季節の花」エリアでは、四季折々の花々が咲き誇ります。春には「ポピー畑」が広がり、花摘み体験を行うことができます。

ヒルテラス

ヒルテラスの様子「ヒルテラス」エリアは、園内を見渡す「芝生の丘」が目印。気持ちの良い風を感じながら、お弁当を広げてピクニック気分を満喫できます。

ヒルテラスの遊具頂上付近にある樹木には、手作りの「ブランコ」や「遊具」が設置され、ちびっ子たちに大人気!

ボタン園

ボタン園の様子バラ園の端にある「ボタン園」エリアでは、40種類以上の色鮮やかなボタンが咲き誇ります。開花時期は4月下旬頃で、見頃は一週間ほど。この辺一帯は、整備途中といった感じで、前身「茨城県フラワーパーク」の懐かしい面影が残っています。

地域の魅力を再発見する「100の体感」

インフォメーションの案内板ボタニカルポストカード・ボタニカルアロマミスト・ボタニカルリース作りなど、園内の植物を使用して楽しめる「100の体感」プログラムが通年開催されています。

インフォメーション

インフォメーションの受付カウンターメイン施設の一つ「インフォメーション」では、各プログラムの案内や予約受付などを行っています。館内の設備も新しくお洒落で、とても感心してしまいました。

インフォメーションのライブラリーコーナー館内の一角にある「ライブラリーコーナー」では、園内にある草花や、八郷地区周辺の自然・文化・歴史などについて学べます。その他、茅葺や筑波石・稲田石など、地域の特産品を展示するコーナーもあります。

ワークショップの様子館内の体験スペースでは、アロマの蒸留体験やミニブーケ作りといった「ワークショップ」を経験できます。

アトリエ ローズ ファーム

アトリエ ローズ ファームの館内「アトリエ ローズ ファーム」は、複数の温室で構成され、園内で採集した植物の蒸留体験やブーケ作りなどを体験できるアトリエとして利用されています。バラのシーズンには、「バラの摘み取り体験」も実施しています。

アトリエ ローズ ファームの部屋アトリエは、ワークショップが開催されない日は「休憩所」として利用できるので、雨の日など有り難いですね。ちなみに、ペットの入室は禁止です。

アトリエ ローズファームの温室内のバナナ隣の温室に入ってみると、青々とした「バナナ」が実っていたり「アウトドアチェア」が設置されていたりと、若干のカオス感を感じるスペースとなっています。

里山体験を満喫「花やさと山」

花やさと山の風景里山の自然と触れ合える「花やさと山」は、ローズガーデンとは異なる自由な発想で自然を体感できるエリアとなっています。

スカイサイクル

スカイサイクルの様子「スカイサイクル」は、5~8mの高さをのんびり空中散歩できる、人気のアクティビティ。
全長190mのコースを、2人乗り自転車を漕いで進んで行きます。親子はもちろん、カップルにもお勧めです♪

スカイサイクルの切符売り場券売機で切符を買って、それぞれの乗り場に向かいます。2人で楽しめて1回400円というのは、かなりコスパが良く感じます。
「スカイサイクル」400円(1台2名)

スポーツスライド

スポーツスライドの様子「スポーツスライド」は、国内第2位を誇る「全長800m」の本格コース。頂上付近まで自動で運んでくれてスリル満点! 大人でも十分に楽しめます。
「スポーツスライド」500円(大人)、300円(8〜15歳)

里山トレッキング

花やさと山の森「花やさと山」エリアには、散策路が整備されています。四季の彩りを感じる森の中で、ちょっとした「トレッキング」を楽しめます。

いばらきフラワーパークのトレッキングコース「シャガの小径」では、例年4月中旬〜下旬になると100万株のシャガが咲き、白い絨毯が広がる山中を散策できます。

野遊び(遊具)

花やさと山での野遊び森の中には、ブランコなどの遊具が設置されており自然と親しみながら遊ぶことができます。その他、「ツリークライミング」や「虫取り」など、楽しみ方は無限大です!

トンビの塔

トンビの塔里山の頂上には高さ20mの「トンビの塔」が設置されています。無料で展望台に登る事が出来るので、ぜひ登ってみましょう。

トンビの塔からの眺望展望台からは、筑波山をはじめ近隣の景色を望む大パノラマが広がります。こうして見ると、広大な「いばらきフラワーパーク」の規模感を改めて確認できます。

サークルロッジ

サークルロッジの様子「トンビの塔」の奥には、宿泊施設を備えたランドマーク「サークルロッジ」があります。

サークルロッジのロッジ芝生広場を円形に取り囲むようにロッジが配置され、客室専用のデッキからは筑波山や星空を望めます。雄大な自然を感じながら楽しむBBQは魅力的ですね。

グランピング

グランピングテントサークルロッジの隣は「グランピング」エリアとなっており、憧れの本格キャンプを気軽に体験できます。

サークルロッジの設備何かと物入りなキャンプですが、基本的な「キャンプ用品」も一通り揃っているので、キャンプ初心者でも安心して楽しめます。

「宿泊予約」はこちらから

グルメスポット|有料エリア

いばらきフラワーパークのフードコート園内にはレストランをはじめ、八郷の味覚を堪能できるグルメスポットが複数あり、開放感あるテラス席などでいただく事ができます。天気が良ければ、テイクアウトして園内の芝生で楽しむのもオススメ!

レストラン ローズファーム ハウス

レストラン ローズファーム ハウスの店内メインの食事処「レストラン ローズファーム ハウス」は、『バラ農家に招かれる』をコンセプトにしたモダンでお洒落なレストランです。

レストラン ローズファーム ハウスの受付カウンター2点セット「メイン・ドリンク」、3点セット「前菜・メイン・ドリンク」、5点セット「前菜・メイン・スープ・菓子・ドリンク」と品数を選択できるので、予算とお腹の空き具合に合わせてチョイスできます。

レストラン ローズファーム ハウスのランチプレートこちらは、「10時間煮込んだミートパイ(奥側)」と、「ローズポークのグリエ(手前)」の3品セット。
SNS映えする見た目で、お味もなかなかに本格的です。特製ドレッシングでいただく前菜の「八郷野菜の束」が新鮮で美味♪
「プレート 3品セット」1,760円(ローズポークのグリエは+100円)

レストラン ローズファーム ハウスの予約席レストラン店内にもテーブル席があります。席数が少ないので、グループでの利用の方は事前のご予約が安心です。

【施設概要】
●施設名:レストラン ローズファーム ハウス
●営業時間:11:00〜17:00
●ラストオーダー:レストラン 15:00、ベーカリー / テイクアウト 16:30
●ご予約:0299-57-2101

ベーカリー工房

ベーカーリーショップの正面レストランの裏側にある「ベーカリー工房」。地元の人気ベーカリーショップの天然酵母を使用した「パン」や「サンドウィッチ」などが販売されています。

レストラン ローズファーム ハウスの店内店内は女性好みのお洒落な内装で、パンを買って気軽に食べ歩きや、芝生の上でピクニックするのも楽しいですね。

yuit(売店)

yuitの店頭「yuit」は、テイクアウト専門の売店で、ドリンクやスイーツ・軽食など、小腹が空いた時に気軽に使えて便利です。

yuitのメニュー看板中でも、地元産のお米「八郷米」を使用した可愛らしい「おむすび」が気になります!

ショップ・グルメスポット|無料エリア

ローズファームマーケットへの入り口こちらの「ショップ・グルメ」スポットは、入園チケットがなくても入れる「無料エリア」にあるので、誰でも気軽に利用できます。

ローズファーム マーケット

ローズファーム マーケットの店内「ローズファーム マーケット」では、バラをモチーフにした「オリジナル商品」や、近隣エリアの「土産品」の他、「バラの苗」なども販売されています。

ローズファーム マーケットの生花販売の様子お洒落な店内には、バラの「切り花」や「ブーケ」など生花も販売されていて、見るだけでも気分が上がります。

れんこんちっぷこちらは、茨城の名産レンコンを使った「レンコンチップ」。サクサクで何枚でもイケる感じですが、お値段はちょっと高め。
「れんこんちっぷ」432円

【施設概要】
●施設名:ローズファーム マーケット
●営業時間:9:00~16:00
●休業日:園の営業日に準じる

ローズファーム カフェ

ローズファーム カフェのカウンター併設の「ローズファーム カフェ」では、地元で人気のベーカリーショップ監修の「ドリンク」や「スイーツ」が提供されています。

ローズファーム カフェのメニュー案内八郷産の旬のフルーツを使用したメニューが豊富で、どれを注文しようか目移りしてしまいます。

ローズファーム カフェのメロンソフト生産量日本一を誇る「茨城のメロン」を使用したソフトクリーム。購入した商品は、外にあるテラス席でいただく事ができます。
「メロンとミルクmixソフト」400円

【施設概要】
●施設名:ローズファーム カフェ
●営業時間:9:00~16:00(L.O. 15:30)
●休業日:園の営業日に準じる

ローズファーム ギャラリー

ローズファーム ギャラリーの入口「ローズファーム ギャラリー」は、無料で鑑賞できる併設のギャラリースペースです。

ローズファーム ギャラリーの展示ギャラリーでは「いばらきフラワーパーク」らしい、自然素材をテーマにした作品が定期的に展示されています。

Yasato de toreta(ヤサトデトレタ)直売所

yasato de toreta直売所の正面「Yasato de toreta」は、いばらきフラワーパークの駐車場に併設された八郷産の農産物を販売する直売所です。

ヤサトデトレタの店内店内には、沢山の農産物や特産品が並びます。八郷地区はフルーツの栽培が盛んで、冬には「ミカン」、冬から春にかけて「イチゴ」、夏には「ブルーベリー」、夏〜秋にかけては「巨峰・ピオーネ・梨・柿」などが販売されます。

筑波山麓厳選コシヒカリ 恋瀬姫の舞こちらは、筑波山麓厳選コシヒカリ「恋瀬姫の舞」。石岡商工会議所青年部が立ち上げた萌えキャラ「恋瀬姫」をパッケージ に使用し、つや・粘り・甘みの3拍子が揃った美味しいお米です。
「恋瀬姫の舞」2,350円(5kg)

【施設概要】
●施設名:Yasato de toreta(ヤサトデトレタ)
●営業時間:9:00~18:00
●休業日:毎週火曜、祝日の場合は翌平日休業

蔵+かつ 八郷店

蔵+かつ 八郷店の外観併設のとんかつ専門店「蔵+かつ 八郷店」。厳選した石岡産の銘柄豚を丸ごと一頭仕入れロースや上ロースの他、希少部位も味わえます。また、日の丸ウイスキーの八郷蒸溜所にも近く「日の丸ウイスキー」も楽しめます。

【施設概要】
●施設名:蔵+かつ 八郷店
●営業時間:9:00~16:00(L.O. 14:30)、10/15~12/30の土日祝は17:00~20:00
●休業日:毎週火曜、祝日の場合は翌平日休業
●URL:https://kodawari.cc/restaurant/kurakatsu/

キッチンどんぐり

キッチンどんぐり「キッチンどんぐり」では、カレーやそば・うどんなどの定番メニューや、ソフトクリームなどのスイーツの他、お弁当などのテイクアウトメニューも豊富です。

【施設概要】
●施設名:キッチンどんぐり
●営業時間:10:00~16:00(平日)、10:00~20:00(土日)
●休業日:毎週火曜、祝日の場合は翌平日休業

「いばらきフラワーパーク」の基本情報

いばらきフラワーパークの発券所

営業時間

●2023年3月1日~9月30日:9:00〜17:00
●2023年10月1日~11月30日:9:00〜20:30
●2023年12月1日~2024年1月14日:12:00~20:30(平日)、9:00~20:30(土日祝)
●2024年1月20日~2月29日:9:00~16:00

定休日

●毎週火曜日
※その他、臨時営業日や臨時休園日あり。

入園料

●一般:900円~1,500円
●小人(小中学生):300円~500円
●ペット:200円
※未就学児無料(小学生未満)

年間パスポート

●大人:4,500円/年
●小人:1,500円/年
●ペット:500円/年
※2023年6月1日より年間パスポート料金および特典が改定しました。

「いばらきフラワーパーク」へのアクセス情報

いばらきフラワーパークの駐車場

電車を利用の場合

●JR常磐線 石岡駅よりタクシー利用で約20分、バス利用で約30分

車を利用の場合

●常磐自動車道 千代田石岡I.C.・石岡小美玉スマートI.C.より約20分
●常磐自動車道 土浦北I.C.より約15分
●北関東自動車道 笠間西I.C.より約25分

駐車場

●普通車 900台(無料)

【施設概要】
●施設名:いばらきフラワーパーク
●所在地:茨城県石岡市下青柳200番地
●URL:https://www.flowerpark.or.jp

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