「足尾銅山観光」源さんが語る鉱都の歴史

「足尾銅山観光」源さんが語る鉱都の歴史

「足尾銅山」の歴史を学べる観光施設

通洞坑の入り口とトロッコその昔、「東洋一の鉱都」と謳われた足尾銅山の江戸時代から続いた400年の歴史を学べ日光市が運営しています。
国指定史跡「通洞坑」を、トロッコ電車に乗って進んで行くと、当時の採掘現場が江戸〜昭和の時代毎に再現されています。
その他、貴重な資料を展示する「銅資料館」や足字銭に関する資料館「鋳銭座」などが併設され、見所満載です。

【足尾銅山の歴史】
足尾に銅山が発見された1610年(慶長15年)以降、幕府の管轄下におかれ江戸中期には「足尾千軒」と呼ばれるほどの賑わいを見せました。
産出量の低下により一時衰退しますが、1877年(明治10年)、古河財閥創始者である古河市兵衛により、先端技術の導入により生産が急速に回復。
1890年代(明治20年代)には国内の銅生産量40%を産出する「日本一の銅山」と呼ばれるまでに成長し、繁栄を続けた足尾銅山ですが、鉱毒問題や産出量の減少もあり、1973年(昭和48年)2月28日に閉山されました。

トロッコに乗って「通洞坑」の中へ!

足尾銅山観光のトロッコ列車「通洞坑」は足尾銅山の基幹坑道として使用され、さく岩機やダイナマイトによる発破工法など、当時の先端技術を駆使して開鑿され、国指定史跡にも選定されています。

以前のトロッコ乗り場以前訪れた際には、もっと手前から乗車した記憶が…と思っていると以前使用していたトロッコ乗り場を通過します。
話によると、トロッコ列車があまりにも呆気なく終わってしまい利用者からの苦情が多く出発地点を後方に延長したそうです。

通洞坑に入り、坑道内を徒歩で見学して行きます。

通洞坑内部トロッコ列車を下車して、ヒヤッとする坑内を進んで行きます。
観光客向けにしっかり整備されていますが、滴る地下水など当時の雰囲気を感じられます。

通洞坑の奥突き当たりまで坑道を進んて行くと、立ち入り禁止の立て札があります。
この先には1,200kmにも及ぶ足尾銅山の坑道が続いていると思うと、なんともロマンがありますよね。

リアルな人形が年代毎の採掘風景を再現しています。

江戸時代の採掘風景こちらは、江戸時代の採掘風景。
当然ながら人力での作業が多く、最強レベルの「ブラック職場」だったことが予想できます。

昭和時代の採掘風景大正・昭和の年代になると、かなり近代化された採掘風景になります。
最新の設備を導入して作業の安全性は格段に向上しましたが、それでも過酷な職場であることは変わりません。

通洞坑内の神社坑内を進んで行くと脇道に神社があります。
皆さんここで「安全第一」を祈願していたのでしょうか?

足尾銅山の歴史を学ぶ「銅資料館」

「源さんと足尾を歴史を学べる「探検シアター」薄暗い坑道跡を進んで行くと、打って変わって現代的な展示エリアが見えてきます。
メインキャラクターの「源さん」と足尾を歴史を学べる「探検シアター」や貴重な資料が展示された展示室があります。
足尾銅山の歴史を分かりやすく学べるシアター(無料)は、とくにオススメです!

足尾銅山の安全確認よく工事現場などで見る「安全第一」という言葉は、足尾銅山の「安全専一」から始まったモノだそうです。

銅資料館の展示室別の施設に来たかと思うような展示資料室があります。
「各種資料」や「足尾銅山の模型」、実際に使用されていた「運搬用トロッコ」なども展示されています。

古河財閥の標章が入った銅インゴット古河財閥の標章が入った銅インゴット。純度99.9%で重さが20kgあります。

「通洞坑前広場」の展示も見逃せません!

通洞坑前広場の人形展示室から外に出ると「通洞坑前広場」があり、江戸時代の精錬風景を表現した「人形」や「鉱山鉄道車輌」、「さく岩機体験コーナー」などがあります。

さく岩機体験コーナー「さく岩機体験コーナー」ボタンを押すととんでもない爆音が、、
本気でビックリするのでご注意ください!

鉱山鉄道車輌の展示若干朽ちはじめている「鉱山鉄道車輌」と色づいた「足尾の山々」が絵になります。

足尾銅山の断面模型足尾銅山の断面模型。まるで「蟻の巣」の様になっており、ボタンを押すと模型が動くギミックが施されています。

足字銭に纏わる展示「鋳銭座」

鋳銭座の人形足尾銅山から産出した銅を使用して製造した「足字銭(寛永通宝)」の工程を人形模型を使って分かりやすく紹介しています。

足字銭実際に足尾で製造された「足字銭(あしじせん)」が展示されています。

足尾銅山観光のポスター昭和55年オープン当初の「足尾銅山観光」のポスター。
しっかりデザインされており、あまり古臭さは感じませんね。

併設されるレストハウスはまさに「リアル昭和」

足尾銅山観光のレストハウス風景併設のレストハウスに入ると、レトロな昭和の風景が広がります。
新橋にある地下街を思わせる雰囲気に思わず「おぉ〜」っと唸ってしまいました。

食堂のショーケース気になるショーケースを覗いてみると、ある意味究極の選択的なメニューが並びます。
ちなみに、人気No3が見当たらなかったり、。

足尾銅山観光の土産物屋大盛況のレストハウス内にある土産物売り場。
足尾エリアで纏まったお土産を買えるのはここぐらいなので、お見逃しなく。

「足尾銅山観光」の基本情報

足尾銅山観光の券売所

営業時間

●9:00〜16:30

定休日

●無休

料金

●大人 820円、小・中学生 410円

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「足尾銅山観光」へのアクセス方法

足尾銅山観光の駐車場

車を利用の場合

●日光宇都宮道路 日光I.C.より約30分

駐車場情報

●無料駐車場あり

電車を利用の場合

●わたらせ渓谷鐵道 通洞駅より徒歩約5分
●JR日光駅・東武日光駅より市営バスで約53分

【施設概要】
●施設名:足尾銅山観光
●所在地:栃木県日光市足尾町通洞9-2
●URL:https://www.city.nikko.lg.jp/asiokankou/kankou/ashio/taiken/douzan.html

「通洞鉱山神社」の愉快な狛犬も忘れずに!

通洞鉱山神社の社足尾銅山では本山坑、小滝坑、通洞坑にそれぞれ「山神社」が建てられていました。
「通洞鉱山神社」は銅山が最盛期の頃、鉱業所がこの地に移設された際に造営されたと伝えられます。
「山神祭」の伝統を受けついた「足尾まつり」が毎年春に盛大に行われます。

通洞鉱山神社の狛犬ユニークな顔をした「狛犬」。ファンの間ではかなり有名な狛犬だそう。
もともと別の山神社にあったモノが造営時に移されました。

【施設概要】
●施設名:通洞鉱山神社
●所在地:栃木県日光市足尾町通洞9

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