「偕楽園」水戸の梅まつりの楽しみ方を紹介

「偕楽園」水戸の梅まつりの楽しみ方を紹介

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日本屈指の梅の名所「偕楽園(かいらくえん)」とは

水戸の梅大使茨城県水戸市にある日本庭園で岡山市の「後楽園」や金沢市の「兼六園」と並んで日本三名園の一つに数えられます。
国の史跡及び名勝に指定され園内には約100品種 3,000本もの様々な梅が植えられ、「水戸の梅まつり」開催時には沢山の見物客が訪れます。
また、毎年公募により10名が選出される「水戸の梅大使」の方々が華やかにまつりを盛り上げます。

仙奕台からの景色偕楽園全体の面積は東京ドーム約64個分(300ha)の広さを誇り都市公園としては、米国ニューヨーク市のセントラルパークに次いで世界第2位の面積というから驚きです。
仙奕台(せんえきだい)からは、千波湖を見下し水戸八景に選ばれた絶景を楽しめます。

第128回「水戸の梅まつり」

●開催期間:2024年(令和6年)2月10日〜3月17日
●開催場所:偕楽園、弘道館(茨城県水戸市)

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偕楽園の創設について

好文亭と梅林水戸藩第9代藩主 徳川斉昭が「孟子」の一節からとった「偕(とも)に楽しむ場にしたい」という願いを込め、1842年(天保13年)に開園しました。

偕楽園の表門開園当時の武士以外の入園は、神官・修験・僧侶など宗教関係者に限られましたが、次第に一般庶民にも解放され、他藩の者は許可制となりました。
そうした伝統を受け継ぎ、日本三名園で唯一「偕楽園」のみが入園無料でしたが、2019年11月より県内外全入園者を対象に有料化する方針が発表されました。

「陰」と「陽」をテーマに設計された庭園

偕楽園 一の木戸早春 梅の花が咲き誇る世界を「陽」とするならば、竹林が茂る静寂な世界が「陰」となります。
創園当時は東門はなく、「陰の世界」が広がる表門から園内入るのが一般的とされました。
陰から陽へ、創園当初の正しい順路で散策することで、偕楽園本来の姿を感じることが出来るかもしれません。

偕楽園の竹林「陰の世界観」とはいっても、早朝の竹林は凛としていて清々しい気分になります。
駐車場や駅から遠く少々不便ですがお越しの際にはぜひ、「表門(陰)」からのルートから散策するのがオススメ!

陽の世界を一望できる「好文亭(こうぶんてい)」

好文亭からの展望藩主 徳川斉昭自らが設計し、木造2層3階建ての本体と木造平屋造りの奥御殿からなる建築物です。
当時、文人墨客や家臣、領地の人々を集めて、詩歌や養老の会などが優雅に開かれました。
また、建物名前である「好文」とは梅の異名のことで、「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば咲かなかった」という故事に基づいて名付けられました。

好文亭の一階現在の好文亭は、1945年(昭和20年)空襲で全焼しましたが、1955年(昭和30年)から3年をかけて復元されたモノです。

偕楽園のお茶会「好文亭」前にある広場では、梅まつり期間中、「陽の世界観」らしく盛大なお茶会が開かれます。

「好文亭」の開館日

●12月29日~31日を除く毎日開館

「好文亭」の開館時間

●2月中旬~9月30日:9:00~17:00
●10月1日~2月中旬:9:00~16:30

「好文亭」の入館料

●一般:大人200円、小人100円
※満70歳以上の方は入館料が割引となります。

【施設概要】
●施設名:好文亭
●URL:https://ibaraki-kairakuen.jp/kobuntei/
●所在地:茨城県水戸市見川1-1251

水戸黄門を祀る「常磐神社(ときわじんじゃ)」

常磐神社の本殿水戸黄門こと「徳川光圀」と慶喜の父である「徳川斉昭」を祀る祠堂が建てられ1873年(明治6年)に「常磐神社」の社号及び神号が定められました。
TVドラマ「水戸黄門」でおなじみの葵紋の印籠を模った「印籠守」を授与しており、某雑誌掲載後に一気に話題になりました。

義烈館の表玄関神社の敷地内にある「義烈館」では、水戸学関係の資料や日本一の大きさがあると言われる陣太鼓などが展示されています。

「義烈館」の開園時間

●9:30~15:30(土日祝日・梅まつり期間 は9:00~16:00)
※2022年6月1日より休館中。団体・グループの場合は、事前申込で見学可。

「義烈館」の入館料

●高校生以上:300円
●小・中学生:100円

「熾烈館」の休館日

●木曜日休館(梅まつり期間、GW、8/13~16、9/1~20は、木曜日も開館)

【施設概要】
●施設名:常磐神社・義烈館
●URL:https://komonsan.jp
●所在地:水戸市常磐町1-3-1

梅まつり期間中、様々な「ご当地グルメ」が集います!

水戸わら納豆水戸の名産と言えば「わら納豆」ですね。普段の納豆と比べるとかなりの割高となりますが、風味ある本来の納豆の味を楽しめます。
色々なタイプのモノが売られていますが、納豆組合の方のオススメは「小粒タイプ」との事でした。

偕楽園の梅を使った大福偕楽園の梅を使った「梅酒」や「梅干し大福」などの魅力的なご当地の味が並びます。

ガルパン×イバラTV茨城県限定の「ガールズ&パンツァー」や、いばキラVtuber「茨ひより」グッズなども販売されています。

「偕楽園」の基本情報

日本遺産 偕楽園

「偕楽園(本園)」料金制度

●個人:大人 300円、子供 150円
●団体:大人 230円、子供 120円
※梅まつり期間を除いて「茨城県民は無料」「開門時間からAM9時までは一律無料」となります。
※満70歳以上の方は入園料が半額となります。

開園時間

《偕楽園本園》
●2月中旬~9月30日:6:00~19:00
●10月1日~2月中旬:7:00~18:00

《偕楽園本園を除く区域》
●常時解放されています。
※イベント開催時は変更になる場合があります。

第128回「水戸の梅まつり」の概要

《開催期間》
●開催期間:2024年(令和6年)2月10日〜3月17日
※例年2月中旬から3月下旬に開催。

《開催場所》
●偕楽園、弘道館(茨城県水戸市)

梅の開花状況はこちら

「偕楽園」へのアクセス情報

偕楽園の駐車場

車を利用の場合

●常磐自動車道 水戸I.Cより約20分
●北関東自動車道 茨城町東I.Cより約20分
●北関東自動車道 水戸南I.Cより約20分
※梅まつり期間中は、駐車場及び周辺の道路が大変混雑しますので、公共交通機関をご利用ください。

駐車場情報

●偕楽園周辺には、1,000台以上の有料駐車場が用意されています。
●普通車:500円、マイクロバス:1,500円、大型バス:2,500円

電車を利用の場合

●JR常磐線 水戸駅〜水戸駅北口偕楽園行きバスで約20分
※梅まつり期間中にJR偕楽園臨時駅に停車する電車もあります。詳しくはJR東日本水戸支社ホームページをご覧ください。

JR水戸支社HPへ

【施設概要】
●施設名:偕楽園
●URL:https://ibaraki-kairakuen.jp
●所在地:茨城県水戸市常磐町1丁目

もう一つの梅まつり会場「弘道館(こうどうかん)」

弘道館の梅藩主 徳川斉昭公により1841年(天保12年)に開設された藩校。
当時の藩校としては日本最大規模を誇り、弘道館の建学精神と教育は全国に大きな影響を与えました。
現在では偕楽園とともに梅の名所で知られ、約800本の梅が咲き誇り、正門・政庁・至善堂は国の重要文化財に指定されています。

「弘道館」の基本情報

弘道館の表玄関

開園時間

●2月20日~9月30日:9:00~17:00
●10月1日~2月19日:9:00~16:30

休館日

●12月29日~12月31日

入園料

●大人400円、小中学生200円、70歳以上半額
※小学生未満は無料です。

「弘道館」へのアクセス情報

車を利用の場合

●常磐自動車道 水戸I.C.より約30分
※周辺駐車場を利用。

電車を利用の場合

●JR水戸駅より徒歩約8分

【施設概要】
●施設名:弘道館
●URL:https://www.ibarakiguide.jp/kodokan.html
●所在地:茨城県水戸市三の丸1-6-29

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