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栃木の景勝100選「金崎の桜」とは
栃木県栃木市西方地区にある、金崎の思川堤防沿いには約200本の「染井吉野」が咲き誇る桜並木が続きます。
「とちぎの景勝100選」にも選定される桜の名所として知られ、県内外から多くの見物客が訪れます。
「金崎のさくらまつり」2022年開催中止
例年開催される「金崎のさくらまつり」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。
お花見は可能ですが、ソーシャルディスタンスを確保しお楽しみください。
例年4月上旬には、「金崎のさくらまつり」が開催され、「よさこい」や「ふるさと太鼓」「歌謡ショー」ほか、屋台なども並び大変賑わいます。
「金崎の桜」は、大正14年(1925年)昭和天皇のご成婚記念として、地元青年団によって植えられたのがはじまり。
こちらは、地元出身の陸軍大将「奈良武次」の植樹記念碑で、昭和天皇の信任が篤かったことで知られています。
堤防の下に降りて見上げてみると、桜と水仙のコラボレーションを楽しめます。
贅沢を言わせていただくと、後ろの電線がちょっと残念ですね。
「金崎のさくらまつり」の基本情報
開催期間
●例年3月下旬~4月上旬
開催時間
●10:00~15:00
「金崎のさくらまつり」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●東武日光線 東武金崎駅より徒歩約5分
車を利用の場合
●北関東自動車道 都賀I.C.より約10分
駐車場情報
●普通車 100台(無料)
【施設概要】
●施設名:金崎のさくらまつり
●所在地:栃木県栃木市西方町金崎地内
合わせて寄りたい桜スポット「かっぱ広場」
「金崎のさくら」から徒歩13分程度で到着する広場は、この地に伝わる「カッパ伝説」にちなんで「かっぱ公園」名付けられ、公園の北側を眺めると、男体山などの日光連山を望み桜と菜の花とのハーモニーが美しい。
かっぱ公園内には、野球場や遊歩道が併設され、桜の時期以外でも地域の憩いの場としても親しまれています。
公園の南側には東武日光線が通っており、桜と鉄道のカットを狙ったカメラマンにも人気のスポットなっています。
タイミングが良いと「特急スペーシア」の姿を見ることができ、ちょっとテンションが上がります。
「金崎の桜」と「河童公園」の移動には、国道293号線を潜るこの通路の利用がお勧めです。
国道の横断歩道経由で行くと、信号待ちなどでかなりの時間を要してしまいます。
小倉川(思川)と河童の伝説
「小倉川(思川)」は、かつて「清瀬川」と呼ばれていました。
今から約400年前、この川には悪戯好きの河童が棲んでいて、川を渡ろうとすると悪戯をして人々を困らせていました。
ある日、西方城の重臣「小倉主膳之介」に対して、いつもの様に河童が悪さをした所返り討ちに遭い、河童は慌てて「お許しください。二度と人にいたずらしません」と命乞いをし川の中へ姿を消しました。
その後、村人たちは、清瀬川を渡る時は「小倉だ、小倉だ」と言うようになり、河童の難を避けたとされ、川名も「小倉川」と呼ばれるようになりました。
伝説を紹介する石碑の向かい側には、河童の頭を模した「石の球体」のオブジェが設置されています。
伝説を知った後にこのオブジェを見ると、結局クビを叩き落とされたのでは?っと、ついつい思ってしまったり。。
「金崎のさくらまつり」会場近隣のホテルをご案内
「金崎のさくらまつり」会場は栃木と鹿沼のほぼ中間、近隣には旅館やビジネスホテルなどの宿泊施設があります。
旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。
「かっぱ広場」へのアクセス情報
電車を利用の場合
●東武日光線 東武金崎駅より徒歩約7分
車を利用の場合
●北関東自動車道 都賀I.C.より約13分
駐車場情報
●普通車 30台(無料)
※駐車場内にトイレあり。
【施設概要】
●施設名:かっぱ広場(西方北グラウンド)
●所在地:栃木県栃木市西方町金崎1107-2