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ネモフィラ色に染まる初夏の「国営ひたち海浜公園」
茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある「国営ひたち海浜公園」は、戦後アメリカ軍の水戸射爆撃場として利用されていた広大な敷地を、首都圏整備計画の一環として大規模公園に整備されました。
茨城が誇る映えスポット「みはらしの丘」の一面に広がる「ネモフィラ」の絶景。同時期に楽しめる「チューリップ」など、ゴールデンウィークの行楽にオススメのポイントをご紹介します。
4月下旬から5月中旬に見頃を迎える「ネモフィラハーモニー」
広大な「みはらしの丘」の一面を青一色に染める約450万本の「ネモフィラ」。
青空と太平洋とブルーに染まる丘が、一体になるこのパノラマ感は圧巻のひとこと。
正午前になると入場者はピークを迎え、まるで巡礼地の様な人々の列が続きます。
こうなってしまうと、さすがに「SNS映え」は狙えませんねぇ。。
「ネモフィラ」とは
ネモフィラ属に分類される植物の総称で、和名「ルリカラクサ」とも呼ばれます。
花名である「ネモフィラ」とは、ギリシャ語で「森を愛する」という意味があり、原種が森の周辺に自生することに由来しています。
また、花言葉は「どこでも成功・華麗なる成功・可憐・愛国心・清々しい心・荘厳・私はあなたを許す」とされています。
花期は4〜5月頃に見頃をむかえ、高さは20〜25cmほど葉は長楕円形で対生し羽状に分裂しています。
GW前半であれば同時に楽しめる「チューリップWorld」
たまごの森を彩る、約250品種25万本のカラフルなチューリップが一面に咲き誇り、園内のオブジェと相まって幻想的な空間を創り出します。
ネモフィラの陰に隠れがちですが、この一面に広がるチューリップの見事さはどちらが主役かわからない程!
ひたち海浜公園にお越しの際には、こちらにも足を運ぶことをオススメします。
普段みることのない様な珍しいチューリップも多数あります。
混雑するネモフィラの時期をずらしてチューリップ目当てで訪れるのも十分アリだと思います!
チューリップに紛れて「白のネモフィラ」が!!?
所々に混ざっている通常の青色ネモフィラがいい感じのアクセントに…
太平洋を一望できる「グラステラス(Sea Side Cafe)」
広い園内の散策に疲れたら、コーヒー・紅茶や軽食を気軽に楽しめるカフェテラス「Sea Side Cafe」がオススメです。
ガラス張りの窓からは、まるでネモフィラ色の様な太平洋を望め、ゆったりとしたひと時を過ごせます。
【施設概要】
●施設名:グラステラス「Sea Side Cafe」
●所在地:国営ひたち海浜公園内(砂丘エリア)
●営業時間:9:30〜閉園1時間前まで(時期により変動あり)
●営業日:無休
「国営ひたち海浜公園」の基本情報
開園時間
●3月1日〜7月20日:9:30〜17:00
※7月21日〜8月31日は18:00まで、11月1日〜2月末は16:30まで。
休園日
●毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は翌日の火曜日)
●12月31日、1月1日
●2月の第1月曜日からその週の金曜日まで
入園料(通常期間)
●大人(高校生以上):450円、500円(2日通し券)
●シルバー(65歳以上):210円、250円(2日通し券)
※見頃時期には、上記入園料と参加料(250円)を合わせた金額となります。
※中学生以下は無料です。
※2日通し券は、購入された当人に限り、購入日とその翌日に有効な入園券です。
※ペット連れでのご入園は可能ですが、リード等でつなぎ他のお客様にご迷惑がかからないように。
参加料(ネモフィラ・コキアの見頃時期)
●大人(高校生以上):700円、1,000円(2日通し券)
●シルバー(65歳以上):460円、700円(2日通し券)
※見頃期間は、春季(4月中旬~5月上旬の20日間程度)、秋季(10月中旬の10日間程度)となります。
2023年 無料で入園できる日(ネモフィラ期間中)
●2023年(令和5年)5月14日:全員
※駐車場料金等は別途必要になります。
駐車場料金
●普通車 520円
●二輪車 260円
●大型車 1,580円
※上記の料金は、西口・南口駐車場ともに1日の料金です。
「国営ひたち海浜公園」へのアクセス方法
電車を利用の場合
【JR勝田駅まで】
●品川方面より:JR品川駅〜JR勝田駅まで JR常磐線 特急にて約85分
●いわき方面より:JRいわき駅〜JR勝田駅まで JR常磐線(上り)特急にて約60分
【JR勝田駅から】
路線バス:JR勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園西口まで約15分、もしくは海浜公園南口まで約20分
※JR東海駅からも路線バスあり。(東口1番乗り場から海浜公園西口まで約30分)
高速バスを利用の場合
●東京方面より:JR東京駅八重洲南口から海浜公園西口まで 茨城交通「勝田・東海線」で約2時間
●仙台方面より:JR仙台駅前からJR勝田駅西口まで 茨城交通「仙台線」で約4時間30分、JR勝田駅 東口2番乗り場から海浜公園西口まで 路線バスで約15分
自動車を利用の場合
●東京・宇都宮方面より:北関東自動車道~常陸那珂有料道路 ひたち海浜公園I.C.すぐ
●いわき・仙台方面から:常磐自動車道 日立南太田I.C.より約15km
駐車場のご案内
●「西駐車場」「南駐車場」「海浜口駐車場」の3つの駐車場があります。
ネモフィラが咲き誇る「みはらしの丘」へは「西駐車場」がおすすめです。
※混雑時は臨時駐車場のご利用が可能です。
ゴールデンウィーク期間中の大渋滞!どう回避する?
ネモフィラの見頃を迎えるGW中はとくに激しい渋滞が発生します。
開園前から渋滞は発生しますので、入り口から遠くとも駐車しやすい臨時駐車場を目指す方が賢い選択です。
また、イベント開催中は臨時のシャトルバスも運行されますので公共交通機関のご利用もおすすめ!
人の多さもGWのお楽しみと腹を括る覚悟も必要かもしれませんね(笑)
【施設概要】
●施設名:国営ひたち海浜公園
●所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
●URL:https://hitachikaihin.jp/
「国営ひたち海浜公園」近隣の宿をご案内
ネモフィラが咲き誇る「国営ひたち海浜公園」の近隣には、リーズナブルな旅館・ホテルが複数あります。
旅の目的に合わせて最適な宿をお選びください。