日本一の花桃の里「古河桃まつり」で一足早い春を満喫

日本一の花桃の里「古河桃まつり」で一足早い春を満喫

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古河市を代表する春のお祭り「古河桃まつり」とは

古河公方公園の正面ゲート茨城県古河市の象徴的イベント「古河桃まつり」は、例年「古河公方公園」で開催される春の風物詩。
古くから『日本一の桃の里』として知られ、園内に植えられた約1,800本の「花桃」が一足早い春を彩ります。

古河もも祭りの熱気球搭乗体験桃まつり期間中は、ご当地グルメを楽しめる出店コーナーをはじめ、ステージイベント・熱気球搭乗体験・人力車・お茶会など様々な関連イベントが行われ、県内外から多くの見物客が訪れます。

「第49回 古河桃まつり2025」
●開催期間:2025年3月15日(土)〜3月30日(日)
●公式サイト:https://www.kogakanko.jp/momo
※今年度の開花時期は、昨年より2週間程度遅れる見込みです。
古河公方公園(古河総合公園)について

古河公方(鎌倉殿)足利義氏と氏姫の墓所桃まつりの会場となる「古河公方公園」は、室町時代に築かれた「古河公方館跡(城跡)」に造られた総合公園です。
25haもの広大な敷地を持ち「花桃」をはじめ、「大賀ハス」など、四季を彩る自然景観を楽しめます。そうした文化景観保護活動が評価され、国内初となるユネスコの「メリナ・メルクーリ国際賞」を、2003年(平成19年)9月に受賞しています。

「古河の桃」のはじまり

古河総合公園梅林の由来の説明パネル「古河桃まつり」の由来は古く、江戸時代初期に遡ります。当時の古河城主「土井利勝(どいとしかつ)」が、江戸で家臣の子供たちに桃の種を集めさせ、古河に送って農民に育てさせたのが始まりです。当時は、燃料となる薪が乏しかった事もあり、成長が早く果実が食料となる桃が選ばれました。現在の花桃は、1975年(昭和50年)「古河公方公園」の開園を機に、花桃を植えて復活させたものです。

「古河公方公園」園内の見どころ

桃色に染まる園内は、まさに桃源郷

古河総合公園梅林の様子広大な園内に咲く約1800本の花桃は、早咲の「矢口」を中心に、「寿星桃・源平・菊桃・寒白・照手」といった6品種の花で構成されています。それぞれ植えられた位置や、開花時期も異なるので比較的長い期間お花見を楽しめます。

矢口のアップ園内の8割を占める「矢口」。濃い桃色で八重咲きの定番的品種です。
寒白の桃の花白い花を咲かせる「寒白」。八重咲きで白花の花桃の代表種です。
まつりを盛り上げる「古河桃むすめ」

本部テントにいる古河桃むすめ古河桃まつりの初日には、今年度の「古河桃むすめ」がお披露目されるのが恒例です。桃まつりをはじめとした市内イベントへの参加や、マスコミ出演・SNS発信などを通して、古河市の魅力をPRしています。

メイン・サブステージ

古河桃まつりのメインステージ芝生広場にある「メインステージ」と、複数ある「サブステージ」では、地域の伝統芸能や、歌謡ショー・大道芸などが披露されます。派手さは無いですが、地元感が溢れていて、これはこれで盛り上がります。

サブステージの筑波山名物ガマの油売り口上サブステージで開催される筑波山名物「ガマの油売り口上」。
古河桃まつりの猿まわしコミカルな動きのお猿さんが可愛い「モンキーパフォーマン」。
食事処(芝生広場)

古河桃まつりの食事処エリアとサブステージ沢山の出店が並ぶ芝生広場は「食事処」となっており、サブステージも設置されています。地元のご当地グルメや、焼きそば・唐揚げ・アルコール類なども販売され、無料で利用できるテーブル席でいただく事もできます。

古河桃まつりの出店地元の和菓子や、焼き芋・鮎の塩焼き・ホタテラーメンなど、出店の種類が豊富!
タケヤ名物のチキンステーキダイニングタケヤ名物の「チキンステーキ」を焼く様子。もちろん購入しました♪
ジェラテリア

ジェラテリアの外観「ジェラテリア」は、ガラス張りのお洒落なカフェレストラン。園内唯一のレストランとなり、周囲の景色を眺めながらコーヒーや紅茶をはじめ、スイーツ・パスタ・カレーなどのカフェメニューを堪能できます。

ジェラテリアのメニュー案内濃厚ソフトクリーム(バニラ・桃・ミックス)が、花桃散策のお供に最適です!
ジェラテリアのテラス席茨城県出身の建築家「妹島和世氏」が設計した建物で、とくにテラス席が印象的。
古河ブランドの名品を販売「おみやげ処」

古河桃まつりのお土産処の様子ジェラテリアの隣にある「おみやげ処」のテント。「日本酒」や「甘露煮」「日本茶」など、古河ブランドに認定された名産品が並びます。古河といえば「鮒の甘露煮」が有名です。

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古河虚空蔵菩薩堂・浅間神社

古河虚空蔵菩薩堂の参道公方公園の敷地内に鎮座する寺院。古河公方館の本尊として祀られましたが、足利成氏が公方館の鬼門除けとして現在地に移転したと伝えられています。

桃の花を飾られた守り本尊の牛桃の花を飾られた本尊の「牛の像」。対となるはずの「虎の像」は見当たりません。
浅間神社の参道正面参道手前にある「浅間神社」の鳥居。階段を登ると、まるで別世界の様な空間が広がる。
富士見塚

古河公方公園の富士見塚公方公園のランドマーク的な存在。園内の池を試掘した土で築いた塚で、渡良瀬川の堤防と同じ高さの22mとなっています。
子供に人気の遊び場ですが、花桃に染められた園内を見下ろせ、大人にもお勧めのビュースポット。

孔雀小屋

古河公方公園の孔雀小屋公方公園を管理する古河市地域振興公社は、孔雀の繁殖・保護に努めており、公園のシンボルとして地域の人々に親しまれています。

天神橋

古河公方公園の天神橋かつて存在した「天神の祠」にちなんで、名付けられたコンクリート製の橋。橋を渡ると、曲輪や堀切跡がある「公方様の森」へ続きます。

「古河公方公園(古河総合公園)」の基本情報

古河公方公園の正面入り口

第49回古河桃まつり開催期間

●2025年3月15日(土)〜3月30日(日)
※例年3月中旬〜下旬開催

営業時間

●8:30〜17:00(管理棟窓口)

休業日

●年末年始(12月28日〜1月4日)

入園料

入園無料(桃まつり開催時は駐車場が有料となります)

「古河公方公園(古河総合公園)」へのアクセス情報

古河桃まつり駐車場の渋滞の様子古河桃まつり期間中は、「古河公方公園」付近が大渋滞となります。午前の早い時間に到着するか、近隣の臨時駐車場のご利用をお勧めします。

電車を利用の場合

●JR古河駅 西口より徒歩約30分
●東武日光線 新古河駅より徒歩約40分
※桃まつり期間中、JR古河駅より臨時バスが運行(大人200円、小人100円)

車を利用の場合

●東北自動車道 館林I.C.より約30分、久喜I.C.より約30分
●圏央道 境古河I.C.より約30分

駐車場

●普通車(500円)、バス(2,030円)、二輪車(無料)
※近隣に無料臨時駐車あり(古河市役所古河庁舎など)

【施設概要】
●施設名:古河公方公園(古河総合公園)
●所在地:茨城県古河市鴻巣 399-1
●URL:https://www.koga-kousya.or.jp/koga-park/

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