茨城県にある霞ケ浦沿岸最大の湿原「妙岐の鼻」(稲敷市浮島)で3月、ヨシ焼きが15年ぶりに復活する。湿原は約50ヘクタールあり、貴重種を含む300種以上の植物や、希少な野鳥の生息地。
ヨシ焼きが行われないことで植物群落の成長が鈍くなり生態系への悪影響も懸念される。
実施主体の国土交通省霞ケ浦河川事務所と水資源機構利根川下流総合管理所は湿地環境の保全を目指す。両事務所が22日発表しました。
ヨシ焼きは2019年3月3日午前9時半~正午、湿原52ヘクタールのうち約2・7ヘクタールで行われる予定。
火が全体に広がらないように事前に一部を刈り取って約20メートル幅の防火帯を設けられる。